目次
世界に２台しかない水素で走る燃料電池車のタンドラから供給される電力を使って淹れた、すべてにこだわった一杯のエスプレッソが体験可能
「コーヒーは自分のライフスタイルを楽しむためのツールになると思うんです」と小林選手。彼はレース前には必ずエスプレッソを味わい、気持ちを切り替えるという。サーキットでチームメイトと飲むうちに、せっかくなら美味しいエスプレッソを、という思いを持つようになり、コーヒーに関わるすべてのことにこだわり、自分が飲みたいと思うエスプレッソを追い求めるようになった。
コーヒーへの情熱と味へのこだわりは、豆の種類、炒り方、淹れ方や、使うマシンへとおよぶのはもちろん、その一杯を味わう場所や、空間、時間など全方位に想いを馳せ、悩み抜いて仕上げ、さらに試行錯誤を重ねて微調整を繰り返す。すべてにおいて厳選された一杯だからこそ、その想いが伝わり、飲んだ人の心を動かす味わいにつながる。
自分のこだわりを出しながら作り上げていくコーヒーは、クルマづくりにも通じると小林選手。「レーシングカーもまさに、こことここのいい部分をミックスしてみて……そうやって自分のこだわりを出しながらセッティングしていく。そういうのが互いに通じるところ」と語る。
とことん悩み抜いて仕上げ、そこにとどまらず、さらに追い求めていく姿勢は、もっといいクルマ作りを目指し、クルマの素性を徹底的に鍛え、本物を追求し続けるレクサスの想いにもつながる。
小林選手のこだわりは、利用するマシンを動かす電力にまでおよぶ。小林選手発案のもと、特別に開発された世界に２台しかない水素で走る燃料電池車のタンドラから供給された電気を使い、自身のトレーラーを使ったおしゃれなカフェが、レース会場に出現。
「レースに足を運んでいただくお客様に、この場所でしか味わえない、とっておきの一杯を楽しんでいただきたいと思っています。サーキットをおしゃれな場所にしていきたいと思っているんです」
そんな想いで、先月開催されたスーパーフォーミュラ第1戦・第2戦の富士スピードウェイ、さらに第3戦の鈴鹿サーキットで、所属するチームやスポンサー、レース主催者の協力のもと、カフェをオープン。青空のもと、レースの音や会場の熱気とともに、銀色に輝くトレーラーのカフェから提供されるエスプレッソは、多くの方々の心に残る体験となった。
その水素で走る燃料電池車のタンドラが、INTERSECT BY LEXUS – TOKYO店舗脇に登場！ タンドラから供給される電力を使って淹れた、すべてにこだわった一杯のエスプレッソを、東京・南青山の地で体験できる。食やデザイン、アート、テクノロジーなどとの出会いを通して、新しいライフスタイルを提案するINTERSECT BY LEXUS – TOKYOで味わう一杯もまた、サーキットとはひと味異なる特別なひとときになるはずだ。
TOYOTA GAZOO Racingのドライバーとチーム代表を兼任し、100周年を迎える6月のル・マン24時間レースでチームとして6連覇を目指す小林選手。そんな世界のトップドライバーがこだわった本物のコーヒー。そのすべてにこだわりが詰まっているからこそ実現した美味しさ。ご興味ある方は、ぜひ。
■INTERSECT BY LEXUS – TOKYO
●所在地：東京都港区南青山4-21-26
●エスプレッソ提供日時：5月15日（月）、16日（火）14〜17時ごろ ※無くなり次第終了。
小林可夢偉選手
1986年兵庫県生まれのレーシングドライバー。9歳でカートを始め、2000年に全日本ジュニアカート選手権シリーズ王者に。2005年フォーミュラ・ルノーのユーロ、イタリア両シリーズ王者を経て、2008年からF1で活躍。2017年ル・マン24時間レースで歴代最速のコースレコードタイムを記録。2019年デイトナ24時間レースで総合優勝を獲得。2021年ル・マン24時間で総合優勝、FIA世界耐久選手権のドライバーズタイトルでも２連覇を達成した。2022年からはTOYOTA GAZOO Racing WECチームの代表も兼任。6月に開催される100周年を迎えるル・マン24時間レースでのチーム6連覇を目指す。
●2023年 今後の参戦レース情報
・FIA世界耐久選手権
・全日本スーパーフォーミュラ選手権