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水道水に含まれる不純物を除去して純水を精製する
ホースリールやガーデニング商品を扱うグリーンライフが手掛けたこの純水器。クラウドファンディングに登場し、あっという間に目標金額を達成。洗車好きの期待を背負って商品化が進められたという経緯がある。
これまでも水道水を純水にする装置は存在したが、プロ向けの高価なものばかりだった。『ピュアニッシュプラス』は、一般ユーザーでも導入できる価格と手軽さを実現したのがトピックといえる。
本体はフューエルキャップをイメージしたデザインとなっており、見た目もスタイリッシュ。ホースリールや高圧洗浄器にワンタッチ接続できるのも魅力だ。
タンク内部にはイオン交換カートリッジを内蔵。このカートリッジ内にはマグネシウムやカルシウムなどの陽イオンを取り込みH+(水素イオン)を放出するカチオン交換樹脂と、塩素などの陰イオンを取り込みOH−(水酸化物イオン)を放出するアニオン交換樹脂が入っている。それらが不純物を取り込み、出てきたH+とOH−が結合することで純水になるメカニズム。不純物計測器(TDSメーター)が付属しており、純水になっているかもちゃんと確認できる。
不純物値119ppmの水道水が純水に! 炎天下でも水シミができない
早速テストをしてみよう。TDSテスターのふたに水道水を入れて不純物の有無を確認する。水道水の平均的なTDS値は100ppmだというが、テストでは119ppmと少し高めの数値を計測。実際にこの水道水ですすぎ洗いをして炎天下に放置したところ、ボディには無数の水滴シミができてしまった。
対して、ピュアニッシュプラス 純水器 JU-02で精製された純水のTDS値は0ppmを表示。数値が1ppm以上だと水シミが発生する恐れがあるため、使用前にはテスターで0ppmであることを確認することが推奨されている(1ppm以上のときは蛇口を絞り0ppmになるように調整する)。
そして、いざ純水を使用しての洗車をスタート。水滴の吹上げを行わずに日差しが照りつける炎天下に晒してみた。しかし、ボディに付着した水滴を放置してもなんと水シミができなかった。その効果に感動だ!
ボディに付着した水滴が乾いても水シミにならないため、夏場の洗車も慌てずに済むし、洗車後の吹き上げ作業も不要。コンパクトな設計で持ち運びも簡単なのもうれしい。カートリッジは2つ付属しており、月に一度のペースで洗車をした場合で約2年間使用可能。もちろん補修用カートリッジも用意されており、末長く愛用できるのも嬉しい。