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水をたっぷり含む「PVAスポンジ」を使用したモップ
価格帯でいうと、プラスセーヌの2製品はやや高めになる。いずれも同社が得意とするPVAスポンジを使用し、凝った機構でヘッドに装着する。PVAスポンジがたっぷり水とシャンプーを含み、豊かな泡で洗車ができる。『コーティング施工車用スポンジモップ』はPVAスポンジをそのまま使って洗うもの。
『プレミアム洗車ウールハイパイルモップ泡立てスポンジプラス』は、天然羊毛を採用したムートン調のカバーをPVAスポンジにかぶせて使う。こちらは感触の滑らかさが印象的で、高級な洗い心地を味わえる。高価格車に使っても満足感が高いだろう。いずれも棒の長さは可変式だ。
洗車に最適なマイクロファイバーをチョイスしたモップ
ソフト99の『マックスウォッシュ ロングスポンジ』はこの中で唯一、棒の長さが固定だ。首振り機構もないし、洗う部分はオーソドックスなウレタンスポンジというシンプルな構成だが、スポンジ部分の長さは大きな魅力で、一気に広い面積を洗える。凹凸のついたスポンジだが幅も広いので、洗いムラも出にくい。また、長くて直線的なのでボディ凹凸面には向かないように思えてしまうが、サスペンションホールのおかげで適度に変形するので、それなりに凹凸にはフィットしてくれる。
そしてプロスタッフの『ポリマーメンテナンス らくのびファイバースポンジ』は、マイクロファイバーのモップが特徴。約2ミクロンの極細繊維は汚れをかきとる性能が高い。固定式ではないもののグラグラでもない首振り機構がなかなか絶妙で、様々な向きのボディ面を洗うときにも使い勝手がいい。
それぞれ極端な一長一短はない。PVAスポンジか、羊毛パイルか、ウレタンスポンジか、マイクロファイバーか、モップ素材の好みで選んでもいいかもしれない。
通常のスポンジと併用してもいいので、道具のひとつとして導入してみると洗車がぐっと楽になるだろう。