ミニバン&SUVの洗車なら「シャンプーモップ」を使うべし! 手が届きにくいところも楽に&しっかり洗える!【CarGoodsMagazine 洗車用具の選び方】

シャンプー洗車の道具といえば、まず思い浮かぶのはスポンジだろう長い柄のついたモップならリーチを伸ばすことができ、ルーフやウインドウ中央部も洗いやすくなる。ものによってはスポンジ部分が長く設定されていて、一気に広い面積を洗えたり、モップ部分が工夫されていて、たっぷり水と洗剤をたくわえて豊かな泡立ちを実現してくれるものもある。ここではそんなシャンプーモップ4モデルを紹介しよう。

水をたっぷり含む「PVAスポンジ」を使用したモップ

価格帯でいうと、プラスセーヌの2製品はやや高めになる。いずれも同社が得意とするPVAスポンジを使用し、凝った機構でヘッドに装着する。PVAスポンジがたっぷり水とシャンプーを含み、豊かな泡で洗車ができる。『コーティング施工車用スポンジモップ』はPVAスポンジをそのまま使って洗うもの。

プラスセーヌ『コーティング施工車用スポンジモップ(実勢価格:3278円前後/税込)』
吸水用人工セームの有名メーカー、アイオンが製造する洗車用スポンジモップだ。

『プレミアム洗車ウールハイパイルモップ泡立てスポンジプラス』は、天然羊毛を採用したムートン調のカバーをPVAスポンジにかぶせて使う。こちらは感触の滑らかさが印象的で、高級な洗い心地を味わえる。高価格車に使っても満足感が高いだろう。いずれも棒の長さは可変式だ。

プラスセーヌ『プレミアム 洗車ウールハイパイルモップ 泡立てスポンジプラス(実勢価格:4939円前後/税込)』
外側は羊毛パイルだが、中にはPVAスポンジを入れて使用する。

洗車に最適なマイクロファイバーをチョイスしたモップ

ソフト99の『マックスウォッシュ ロングスポンジ』はこの中で唯一、棒の長さが固定だ。首振り機構もないし、洗う部分はオーソドックスなウレタンスポンジというシンプルな構成だが、スポンジ部分の長さは大きな魅力で、一気に広い面積を洗える。凹凸のついたスポンジだが幅も広いので、洗いムラも出にくい。また、長くて直線的なのでボディ凹凸面には向かないように思えてしまうが、サスペンションホールのおかげで適度に変形するので、それなりに凹凸にはフィットしてくれる。

SOFT99『マックスウォッシュ ロングスポンジ(実勢価格:2069円/税込)』
スポンジが長いので広い面積を一気に洗える。

そしてプロスタッフの『ポリマーメンテナンス らくのびファイバースポンジ』は、マイクロファイバーのモップが特徴。約2ミクロンの極細繊維は汚れをかきとる性能が高い。固定式ではないもののグラグラでもない首振り機構がなかなか絶妙で、様々な向きのボディ面を洗うときにも使い勝手がいい。

ProStaff『ポリマーメンテナンスらくのびファイバースポンジ(実勢価格:1980円前後/税込)』
さまざまなマイクロファイバーの中から、洗車に最適なタイプを採用している。

それぞれ極端な一長一短はない。PVAスポンジか、羊毛パイルか、ウレタンスポンジか、マイクロファイバーか、モップ素材の好みで選んでもいいかもしれない。
通常のスポンジと併用してもいいので、道具のひとつとして導入してみると洗車がぐっと楽になるだろう。

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