車内の清掃にも掃除機を使いたい! クレトムの「コンパクトクリーナー」はクルマ用ならではの機能と使い勝手が魅力【CarGoodsMagazine 洗車用具の選び方】

車内のお掃除ではもちろん、日常でもちょっとした汚れや拭きこぼしなどにもすぐ対応できるコンパクトタイプのクリーナー。車内の常備アイテムとしてぜひ用意しておきたいところだが、どんなタイプがそろっているのか? またモデルによってパフォーマンスはどのように異なるのか? クレトムの最新4モデルで検証してみた。

タイプとコストパフォーマンスを重視して選ぶのがポイント

車内清掃に欠かせないアイテムといえば掃除機だが、最近では取り回しの良い、パワフルなコードレスタイプの人気が高まっている。しかし車内常備用となるといささか高価で、充電には家庭用AC100V電源が必要になるなどデメリットも多い。そこで今一度注目したいのが、クルマのアクセサリー電源で使用できるコンパクトクリーナーだ。

価格はほとんど1万円以下でコストパフォーマンスは抜群。アクセサリー電源に差し込むだけですぐ使えるので、車内が汚れたらすぐに使用できるフレキシビリティにも優れている。
そこで今回は『クレトム』の最新クリーナー4モデルをピックアップ。DC12V電源3モデルと、USB充電式1モデルという取り合わせだが、それぞれ特色があり、様々なユーザーニーズに応えたモデルがそろっている。
そして何より、いずれのモデルも抜群のコストパフォーマンスが最大の魅力! 車内常備のお掃除アイテムとして、どれがいちばん自分にピッタリ合うのか、じっくり検討していただきたい。

四種四様のパッケージングから、自らの作業環境にフィットするものを導く!

まずはクレトム『CG-2』。水分からホコリまで見事に吸引してくれる乾・湿両用のカークリーナーだ。
乾湿両用というと業務用の大型クリーナーをイメージしがちだが、こんなにコンパクトでも絶大な能力を発揮。たとえば車内でジュースやコーヒーをシートにこぼしてしまった……そんな時でも素早く吸引すれば、シミになることなく対処できるのだ。
もちろん、通常の清掃作業も行えて、フィルターは水洗いが可能なので繰り返し使用することができる。電源はDC12Vのアクセサリー電源。コード長は4mもあり、大型ミニバンやSUVでも車内をくまなく清掃できる。

Cretom『Crieger CG-2(実勢価格:3480円/税込)』
DC12V電源はシガーソケットから給電するオーソドックスなスタイル。

クレトム『CG-3』は、モーター内蔵パワーブラシとサイクロン方式の2つのモーターによるダブルパワー吸引で、フロアマットや起毛シートなどに付着したホコリやゴミもしっかり吸い取ることができるパワフルなコンパクトクリーナーだ。
モーター内蔵の回転パワーブラシは取り外し式で、すき間用ノズルと延長ホースが付属。シートのすき間など細かなホコリやゴミを吸い取ってくれるすき間ブラシや延長ホースが付属。作業に合わせてセレクトできる。電源はDC12Vのアクセサリー電源でコード長は4m。

Cretom『Crieger CG-3(実勢価格:3980円/税込)』
フィルターは水洗いが可能で、交換フィルターも用意。ダストボックスはかなり大きめで集塵容量も十分だが、ゴミが溜まると吸引力が弱まるので、溜まりすぎる前に片付けよう。

クレトム『CG-4』は、アルミ製の延長ノズルが2本付属したDC12V電源のコンパクトクリーナー。
家庭用のスティッククリーナーのように使うことができ、パッドブラシやすき間用ノズルなど、3種類のアタッチメントが付属、掃除スタイルに合わせてチェンジできるのだ。

Cretom『Crieger CG-4(実勢価格:6980円/税込)』
本体のみの質量は約1470gとかなり大型だが、円筒タイプでバランスは良い。大型車にも対応できる約4mの電源ケーブル長で取り回しも抜群。

クレトム『CG-5』は、約3時間のUSB充電で約20分の連続使用が可能なハンディコードレスクリーナー。掃除機の排気口を活用した、簡易的なブロアー機能を装備。吸引で取り除けなかった細かなホコリも吹き飛ばしてくれるのだ。充電端子は大容量充電が可能なUSB-Cを使用。フィルターは水洗いが可能だ。

Cretom『Crieger CG-5(実勢価格:7980円/税込)』
排気口を活用したブロアー機能により、すき間に入り込んだホコリやゴミを吹き飛ばすことができる。使用時は付属の延長ホースを使用。

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