売れてるEV「日産サクラ」が受注5万台を突破! 購入者の約3割が自宅に太陽光パネルを設置

日産自動車は、昨年6月に発売した「サクラ」の受注累計が、受注開始から1年1ヶ月で5万台を突破したと発表した。

受注5万台は国内EV販売台数の約4割を占める

サクラは軽自動車ならではの小回り性能に加え、静粛性や力強い加速、洗練されたデザインが幅広い層から指示されている。

日産自動車の軽EVのサクラが、昨年6月に発売からの受注累計が5万台を突破した受注した。
5万台という数字だが、2022年度の国内EV販売台数が約7.9万台だったので、約4割をサクラが占める結果となった。比較として、日産リーフの場合は5万台受注まで約3年程掛かっていたので、1年1ヶ月で受注5万台を達成したのは、サクラは日本市場におけるEV普及促進における重要な役割も担っているといえるだろう。

サクラは自宅充電が手軽にできる点もユーザーに好評で、首都圏に加え、もともと軽自動車需要の多い郊外・地方都市エリアでも、多くのユーザーから支持されている。現在の納期はデビュー当初よりは比較的スムーズになっていて約2ヶ月程だという。また、個人のユーザーだけでなく、環境負荷低減やBCP(事業継続計画)対策を目的とした法人や自治体からの受注も増えており、販売全体の約1割程を占めるほどになってきている。

約3割が最上位グレードを選択
人気カラーはホワイトパール

サクラの販売の傾向として、購入者の3割以上が最上位の「G」グレードを選択している。ボディカラーはホワイトパールが1番の人気カラーで、次いで2トーンのホワイトパール/チタニウムグレーが好評だ。また、購入者のうち約3割が自宅に太陽光パネルを設置しており、自然由来の電力との組み合わせによる自宅充電も行われている。そして購入者の半数以上がサクラを毎日利用している。

サクラは「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」と「2023 年次 RJC カーオブザイヤー」、そして 「2022-2023 日本自動車殿堂カーオブザイヤー」を始めとする数多くの賞典を受賞。これに加え、自動車アセ スメント(JNCAP)「自動車安全性能 2022」での最高評価「ファイブスター賞」なども獲得しており、安全性の高さも評価されている。

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