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高水準のコントロール性を実現した足回り装備
BRZ tSはSTIがチューニングを施した日立製フロント/リアダンパーを装備。軽量・低重心・高精度なハンドリングを最大限に引き出し、しなやかな走りと優れたコントロール性・安定性を実現している。
ゴールド塗装の対向4POTフロントキャリパー、ゴールド塗装の対向2POTリアキャリパー、大型パッド&ローターを含む高性能なブレンボ製ブレーキシステムは、制動力、耐フェード性、ペダルフィールを大きく向上させている。
また、タイヤは18インチホイールに215/40R18サイズのミシュラン・パイロット・スポーツ4が装着され、優れたグリップと素早いターンインを可能としている。
また、スバルのマニュアルトランスミッション(MT)モデルでは初となるアイサイト・ドライバーアシストテクノロジーを採用。アダプティブクルーズコントロール、プリクラッシュブレーキシステム、車線逸脱・動揺警報、先行車発進お知らせ機能など、数々の賞を受賞した安全システムがMTモデルの全車に標準搭載となった。
ブラックディテールとブルーアクセントで引き締めたスタイリング
BRZ tSにはフロントグリルとリアトランクリッドに「tS」のバッジが装着されるほか、可倒式ミラーとルーフのシャークフィンアンテナはクリスタルブラックシリカ仕上げで、ボディ全体のイメージを引き締めている。カラーはBRZの2024年モデルの全色が選択でき、18インチアルミホイールはダークグレー仕上げとなっている。
インテリアは、フロントシートのボルスター、本革巻ステアリングホイール、シフトブーツ、パーキングブレーキブーツに、tS専用のブルーステッチを施している。
標準装備のパフォーマンスデザイン・フロントシート(高さ調整機能付ヘッドレスト付)は、中央部にブルーのレザーアクセントを採用。
本革巻きステアリングホイールには、オーディオ、クルーズコントロール、Bluetoothの操作スイッチが統合。
インストルメントパネルのバイザーとドアトリムには、BRIN NAUBヌバック調素材を採用。
赤いスターターボタンとカスタマイズ可能な7インチデジタルメータークラスターには、STIのアイコニックなロゴが配され、tS専用レッドのアクセントが加えられている。
日本発売はまだか? BRZのMT+アイサイトは今秋発売
先だってついにSUBARUはマニュアルトランスミッションとアイサイトの組み合わせを公開。その尖兵となるのがBRZであることも同時に発表している。2023年秋のマイナーチェンジでBRZはMT車も含め全車アイサイトが標準装備されるはずだ。
「tS」はその際に最上級グレードとして設定されることになるのか? それとも、マイナーチェンジ後に間を空けてリリースされるのか? 日本での発売は間違いないと思われるが、それがいつになるのか大いに気になるところだ。