日産のEVがグローバル累計販売台数100万台を達成! 2030年度までに19車種のEVを投入してラインナップをさらに拡充!

日産自動車は7月25日、電気自動車(EV)のグローバル累計販売台数が100万台に達したことを発表した。

2028年度までに自社開発の全固体電池を搭載したEVの市場投入を目指す

日産リーフ

日産は2010年12月に「リーフ」を発売して以来、グローバルで累計約65万台のEVを販売した。リーフは、日本、米国、欧州を中心に、現在は約50カ国で販売され、各国で数々の栄誉ある賞に輝くなど、世界中で多くのユーザーから評価を得ている。

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日産アリア

そして2022年には新たなEVモデルとして、クロスオーバーSUV「アリア」と軽自動車「サクラ」を発売した。
アリアは先進の4WDシステム「e-4ORCE」や自動運転システム「プロパイロット2.0」など、日産の最新鋭の技術と最新のデザインを採用。デザインは日本の「オートカラーアウォード2021」のグランプリやドイツの「レッド・ドット・デザイン賞」などを受賞、また、米国Wards社の「10ベストインテリア&UX」に選定されるなど高く評価されている。

日産が満を持して投入する新世代ミドルクラスEV「日産 アリア」【最新国産新型車 車種別解説 NISSAN ARIYA】

リーフよりひとクラス上位の電気自動車が「日産アリア」。ノーズが短くキャビンが長いフォルムはモダンかつ流れるようなスタイリングだ。水平基調でシンプルなインパネとコンソール周りは開放感にあふれ、横長のデジタルディスプレイは日産のEV車の象徴とも言える。上級モデルらしく先進運転支援システムも装備され、ハンドリングは安定し、パワーも感じる、落ち着きのあるEV車だ。 REPORT:森口将之(本文)/工藤貴宏(写真解説) PHOTO:中野孝次 MODEL:花乃衣美優

日産サクラ

一方、日本の軽自動車市場に投入されたサクラは、圧倒的な静粛性や力強くなめらかな加速、上質で洗練されたデザインで包み込む広々とした室内空間、日常使いに十分な航続距離などが好評を得て、受注台数は5万台を突破した。
また、日本でのバッテリーEV普及の可能性を高めたことなどが評価され、軽自動車として初めて「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」の本賞を受賞したほか、2023年次「RJCカーオブザイヤー」、2022-2023日本自動車殿堂において「カーオブザイヤー」の三冠に輝いた。

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22年末にデリバリーが再開された「日産 サクラ」。優れたシティコミューターとしてBEVの高い可能性を感じさせる。グッドデザイン賞を受賞したデザインはスタイリッシュ。夜は、左右のテールランプを結ぶガーニッシュが光るなど小技が効いている。ツートンカラーも含め15色のボディカラーは、「サクラ」をセレクトしたユーザーのアイデンティティを表すような落ち着いたカラーが多く展開されている。 REPORT:石井昌道(本文)/工藤貴宏(写真解説) PHOTO:中野孝次 MODEL:佐々木萌香

日産は長期ビジョン「Nissan Ambition2030」において、2030年度までに19車種のEVを投入することを発表している。そして2028年度までに、自社開発の全固体電池を搭載したEVを市場投入することを目指し、世界中の幅広いニーズに応えられるようEVのラインアップを拡充していく方針だ。

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