進化する窓ケアグッズ最前線! カーメイト『エクスクリア・プレミアム ウェットシート専用ワイパー』を使ってみた!【CarGoodsMagazine】

梅雨時など高温多湿時に発生しやすいフロントウインドウの曇り。しっかり拭いて汚れを落としておけばある程度防ぐことができるが、隅の方は手が届きにくく拭き残しが生じ、運転に支障をきたすこともしばしば。そこでお勧めしたいのが内窓用のワイパー。取っ手が付いているので遠くまで届きやすく、運転席からフロントウインドウ全体をカバーすることができるのだ。

雨の日の曇りやすいフロントウインドウもこれで解決!

カーメイトの新製品『エクスクリア プレミアム ウェットシート専用ワイパー』は、その名の通りウエットシートを使用する内窓・外窓兼用のワイパー。同シリーズで用意されているウェットシートはもちろん、市販品も使用可能で、クルマのタイプに合わせて2モデルをラインアップ。その使い心地を検証してみた。

Carmate『エクスクリア プレミアム ウェットシート専用ワイパー C188(実勢価格:1680円前後/税込)』
取り外し式の取っ手を装備した内窓・外窓用のワイパー。
Carmate『エクスクリア プレミアム ウェットシート専用ワイパー ミニ C189(実勢価格:1380円前後/税込)』
コンパクトタイプのヘッドを採用し、軽自動車や小窓の多いクルマに最適。

しっかり装着できてシートが外れにくい独自の固定方式を採用

まずはウェットシートの取り付けだが、同シリーズで用意されている『エクスクリアプレミアム 内窓用ウェットシート』のほか、市販品でも300×186mm以上の大きさで石油系溶剤を含まなければそのまま使用できる。
『C188』は縦に二つ折り、『ミニ C189』は横に二つ折りして、左右の留め具で固定するようになっている。慣れると非常に簡単にセットでき、取り替えもスムーズだ。シートが二重になるので乾きにくくなり、厚みも増すのでガラス面へもやさしくフィット。また本体ヘッドが適度にしなるので、凹凸面どちらにもフィットしやすい設計になっている。

『C188』の場合には、まずシートを縦に二つ折りして、本体ヘッドを置く。次にシートの左右を内側に折りたたみ、それぞれ留め具を降ろして挟めば装着完了だ。
『ミニ C189』の場合には横に二つ折りして、上下を内側に折りたたみ、左右一体化した留め具で固定するようになっている。

取り外し式の取っ手で収納性に優れる『C188』

まずは『C188』を実際に使ってみた。取っ手は取り外し式で、収納時に邪魔にならないこともポイント。T字型のワイパーは意外と収納に困ることが多いのだ。取っ手の長さは約325mmで、滑り止めの溝が刻まれているので素手でもグローブをしててもしっかりフィットする。

滑り止め付きの長い取っ手を装備した『C188』は、手が届きにくい場所も力を入れて拭き取ることができた。

実際に運転席からフロントウインドウの隅から隅まで届くかをチェックしたら、余裕で助手席側の隅まで届いた。また取っ手の終端には穴が空いており、ヒモを付けたりフックに掛けることも可能。ガレージ内においても映えること間違いないだろう。

小さなヘッドで小窓を拭くのに最適な『ミニ C189』

『ミニ C189』は、軽自動車や小型車に最適なサイズで、小窓の多いクルマにも重宝するコンパクトなヘッドを採用。取っ手の長さは約260mmで、『C188』に比べて届く範囲は限られてしまうが、取っ手にくびれがありバイザー裏も拭きやすい構造となっている。

価格差もわずかなのでどちらを選ぶか悩みどころだが、運転席そばに置いていつでも使いたいなら『ミニ C189』、使用するクルマがミニバンなど大型車で、運転席から隅々までしっかり拭きたいなら『C188』。できれば両方手に入れて、使い分けるのがベストだろう。

『ミニ C189』はヘッドがコンパクトなので、小窓の多い車種にオススメ。また取っ手にくびれがあるのでバイザーの内側もしっかり拭けるのだ。

いずれにせよ使うたびにきれいなウェットシートを使用するので、専用クロスタイプのワイパーより、汚れもしっかり拭き取れて清潔。外窓の凸曲面にも馴染みやすく、窓全般の清掃ツールとして重宝しそうだ。

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