完全EV化に向けてジャガーFタイプのV8エンジンサウンドを大英図書館に永久保存!F-TYPE R 75の5.0L V8 SCのエンジン音を収録!

ジャガーは、2025年の全モデル電動化への移行準備を進めるなか、ブランド車両の象徴的なスポーツカー「F-TYPE V8」のエンジンサウンドを大英図書館と共有し、永久保存することを発表した。車内と車外の両方から録音されたこの音源は、F-TYPEの紛れもないV8スーパーチャージャーのサウンドを収録している。これらを大英図書館と共有することで、ジャガーは世界中の人々に、そしていつまでも、最後の燃焼エンジンを搭載したジャガースポーツカーのサウンドを楽しんでもらうことに重きを置いている。記録は2023年秋から大英図書館のアーカイブにカタログ化される予定されている。

将来の世代に向けて「F-TYPE R 75 クーペ」のV8エンジンサウンドを保存

2025年からの完全EV化を目指すジャガーは、最後のガソリン燃焼エンジンを搭載したジャガースポーツカーのサウンドを保存すべく、レコーディングに選ばれたのは2024年型のF-TYPE R 75 クーペ。F-TYPEの最終モデルとジャガーのスポーツカー誕生75周年を記念して製作された特別モデルだ。搭載する5.0L V8スーパーチャージャーは最高出力575PS、最大トルク700Nmを発生し、0-60mph加速はわずか3.5秒、最高速度は電子制御で制限された297Nmに達する。

収録は、F-TYPEのエグゾーストノートを独自にチューニングしたゲイドン・エンジニアリング・センターの半無響室(ジャガー車の洗練性と音質を開発・テストするために使用される防音室)で行われた。リグリアンサテンブラックカラーのR 75クーペは、ギアシフトと加速スプリントを繰り返し、30秒と47秒の収録トラックを作成した。

30秒と47秒の記録は、エンジンの始動から始まり、回転数が上昇、600rpmの安定したアイドリングに落ち着く前に、一目でそれとわかる「フレア」によって示される。F-TYPEの特徴的なV型8気筒のサウンドは、この車の潜在的なパフォーマンスをさりげなく示唆している。 8速クイックシフトトランスミッションによる歯切れの良いシフトアップとシフトダウンの音、そしてF-TYPEの特徴であるクワッドテールパイプからの特徴的なクラックルとポップ音もクリアに収録されている。 

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