日産の新プロジェクト「DRIVE MYSELF PROJECT」がスタート! 若い世代とともに未来の移動体験やものづくりのアイデアを創造する!!

日産自動車はこのほど、将来を担う若い世代とともに未来の移動体験やものづくりのアイデアを共創するプロジェクト「DRIVE MYSELF PROJECT」を開始すると発表した。

未来の移動体験やモビリティを活用した新しいライフスタイルを共創

日産は長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」で「共に切り拓く、モビリティとのその先へ」をスローガンに掲げ、移動と社会の可能性を広げることを目指している。このたび日産が開始する「DRIVE MYSELF PROJECT」では、「移動体験をデザインするアイデアソン」「暮らし方のプロトタイピング」「身近な発明チャレンジ」の3つのプロジェクトを用意し、多くの人々と未来の移動体験やモビリティを活用した新しいライフスタイルなどを共創する。

これは「次世代とともに未来を描くこと」に挑戦する実験的なプロジェクト。次世代を担う10代から20代の若者がプロジェクトの中心となり、日産で先行技術開発に携わるエンジニアや若手従業員も参加する。また、クリエイティブでより良い社会づくりに取り組むゲストを迎え、企画制作を担当するパートナーについても同世代で熱意を持ったメンバーを登用するなど、企画から実施までの全プロセスを通して次世代の挑戦心をサポートしていく。

このプロジェクトは8月から10月頃までの期間で実施し、生まれたアイデアや作品は特設サイト(https://drive-myself-project.com)のほか、特設ソーシャルアカウント(インスタグラム:@drive_myself_project)およびYouTube、同社ソーシャルアカウントでも共通プロジェクトハッシュタグ(#drivemyselfproject)で発信される予定だ。プロジェクトの詳細は以下のとおり。

「移動体験をデザインするアイデアソン」「暮らし方のプロトタイピング」「身近な発明チャレンジ」の3つのプロジェクト

【プロジェクト1】移動体験をデザインするアイデアソン(日本開催)
日産は、人は移動することで新たな人や景色と出会い、その出会いを通じて新たなコミュニティやアイデアが生まれると考えている。このプロジェクトでは人生の大切な時期にコロナ禍による移動制限を経験した世代が、その独自の視点で移動体験をデザインするアイデアソンを開催し、日産の先行技術開発に携わるエンジニアや若手従業員と共に移動におけるイノベーションに取り組む。また、ゲストスピーカーにはロボットによる遠隔操作で様々な立場の人の移動を可能にしてきた吉藤オリィさんや、クリエイティブな方法で社会課題の解決を志す辻愛沙子さんを迎える。アイデアソンの様子や生まれたアイデア、参加者の声は特設サイトでも発信する予定。

●日時:2023年8月24日(木)
●会場:分身ロボットカフェDAWN ver.β(所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3  1階)
●参加者:10~20代の若者約20名程度予定(参加者は確定済み)

【プロジェクト2】暮らし方のプロトタイピング(日本開催)
モバイルハウスで移動しながら新たなライフスタイルを創造する次世代クリエイターであるSAMPO(※)と日産が、共同で未来の暮らし方を提示。日産のエンジニアが持つものづくりの考え方をSAMPOに共有しながら両者で新しい発想を生み出し、プロトタイプ作品には日産のバッテリーや研究中のアイデアを採用したり、役目を終えた自動車部品などを再利用したりする。また、このプロジェクトでは新たなモバイルハウスの制作過程を描いたドキュメンタリー映像の公開も予定している。
※ひとりひとりの暮らし方に対する価値観を大切にした空間を突き詰め、移動しながら得る様々な経験やモーメントを共有し合うことで生まれる出会いとつながりに希望を見出すライフ建築コレクティブ集団。住む場所に捉われない新しい暮らし方を自ら体現し、モビリティ×ライフスタイルの未来の可能性を追求し続けている。

【プロジェクト3】身近な発明チャレンジ(グローバルに応募を受付)
ブリコラージュ(Bricolage)※の考え方をテーマに、身近なものを使って日常生活をより豊かにし、人々をワクワクさせるアイデアを募集。このプロジェクトには国内外から世代を問わず誰でも応募が可能で、アイデアの対象は有形無形を問わず、表現方法もグラフィックや写真、動画、ウェブサイトなど、自由に選択できる。なお、応募作品の中から総合賞(4点)、次世代賞(4点)、みんなが選んだ賞(数点)を選出し、特設サイトやソーシャルアカウントに作品を掲載する予定。
※イノベーションは最先端の技術だけから生まれるのではなく、身近なものにもまだ見ぬ価値が隠れており、発想の転換でイノベーションが生まれる可能性があるという考え方

●応募期間:2023年7月19日(水)12:00~10月2日(月)12:00(日本時間正午)
●審査期間:2023年10月中旬(予定)
●受賞作品発表:2023年10月末(予定)
●応募サイト:https://awrd.com/award/cdc2023

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部