”レトロとモダンの融合”マツダ、レトロスポーツエディションシリーズをCX-5、CX-30、MAZDA3に追加

マツダは、レトロモダンの精悍をテーマにスポーティさを融合した特別仕様車、「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」をCX-5、CX-30、MAZDA3に追加し、本日より予約を開始した。発売は10月中旬だ。
左からMAZDA3、CX-30、CX-5のレトロスポーツエディション

ここ数年、世代を超えて”レトロとモダンの融合”という感覚が支持されている。開発のヒントは2022年にロードスターにも導入されたボディカラーのジルコンサンドメタリックだったという。

ロードスターのジルコンサンドメタリック

ジルコンサンドは、砂型鋳造で使う砂をモチーフにしたいわゆるアースカラーだ。このジルコンサンドメタリックはCX-5でデビューした際はアウトドアのイメージが強かったが、ロードスターとの組み合わせは「レトロ感のあるカフェレーサー」のようなテイストを醸し出した。

今回のレトロスポーツエディションは、ジルコンサンドをキーとなるカラーとし、パーツを黒でしめながら車両全体をコーディネートした。べーすとなるのはブラックトーンエディションだ。

エクステリアのキーカラーに合わせるインテリアカラーと素材は、レトロ感を感じさせるブラウン系の革のなかでも、タンよりわずかに鮮やかなテラコッタ(イタリア語で「焼いた土」を意味する)色とし、素材は気兼ねなく使える合成皮革とした。

このテラコッタにブラックスエード調の人工皮革「レガーヌ」を組み合わせた。

CX-30レトロスポーツエディション

CX-30レトロスポーツエディション グリルシグネチャーもブラック化されて”ちょい悪感を高めたレトロスポーツ”
ホイールはグロスブラック

CX-30レトロスポーツエディションは、ブラックトーンエディションの黒パーツを締める考えを踏襲しながらさらに踏み込んでグリルシグネチャーも黒めっきとした。

マツダCX-30 レトロスポーツエディション車両価格
20S Retro Sports Edition 2WD:342万6500円
20S Retro Sports Edition 4WD:365万7500円
XD Retro Sports Edition 2WD:374万5500円
XD Retro Sports Edition 4WD:397万6500円

MAZDA3 レトロスポーツエディション

グリルシグネチャーはブラック化。ドアミラーもグロスブラックとした

MAZDA3ファストバックは、今回のレトロスポーツエディションシリーズ中もっともスポーティさを体現したモデルとなる。ジルコンサンドメタリックもこの特別仕様を実現するためにMAZDA3にあえて導入したという。

MAZDA3ファストバック(FB) レトロスポーツエディション車両価格
15S Retro Sports Edition 2WD(6AT):285万0100円
20S Retro Sports Edition 2WD(6MT):298万4300円
20S Retro Sports Edition 2WD(6AT):298万4300円
20S Retro Sports Edition 4WD(6AT):322万0800円
XD Retro Sports Edition 2WD(6AT):325万9300円
XD Retro Sports Edition 4WD(6AT):349万5800円
X Retro Sports Edition 4WD(6MT):390万2800円
X Retro Sports Edition 4WD(6AT):390万2800円

MAZDA3 SEDAN レトロスポーツエディション車両価格
20S Retro Sports Edition 2WD(6AT):285万0100円
20S Retro Sports Edition 2WD(6MT):298万4300円

CX-5レトロスポーツエディション

CX-5レトロスポーツエディション ボディ色はジルコンサンドメタリック

CX-5レトロスポーツエディション車両価格
20S Retro Sports Edition 2WD:342万6500円
20S Retro Sports Edition 4WD:365万7500円
XD Retro Sports Edition 2WD:374万5500円
XD Retro Sports Edition 4WD:397万6500円

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