20秒で装着完了! 単三電池でパワーアシスト! 運搬作業時の負荷を軽減するアシスト装具・ユタカ技研『ベルトパワー』【CarGoodsMagazine】

重量物を手に持って運搬するとき、腕や腰への負担は想像以上で、ぎっくり腰などの危険性もある。そんな負担を少しでも改善するために開発されたのが、ユタカ技研の作業アシスト装具『ベルトパワー』だ。見た目は少々物々しい雰囲気で、最新テクノロジーが投入されているのかと思いきや、その原理はいたって単純。腕にかかる負荷をベストに内蔵されたベルトによって肩や足などに重量を分散、約50%以上も筋肉への負荷を軽減してくれるとのこと。実際にどれほど重量軽減の効果があるのか、検証してみた。

装着したままで他の作業にも支障なし!

ユタカ技研『BELT POWER(価格:10万7800円)』

ベストの装着は腰と胸部分をベルトで固定し、左右の太ももにベルトを装着するだけ。わずか20秒ほどで準備は完了だ。ちなみに太ももに装着するベルトは負荷重量15kg以上と以下で、2通り用意されている。左右のグローブに装着されたベルトは、後方腰部のケース内に巻き取られる仕組みで、左右のグローブの人差し指部分に取り付けられたボタンをそれぞれ押すと、ベルトのロックが解除されて腕を伸ばすことができ、荷物を持つ準備は完了。ベストを装着したままでもグローブを外せばパソコン操作や伝票記入などほかの作業へスムーズに移行できる。

装着すると少々物々しいが、本体重量は約2.5kgと比較的軽量で、長時間の着用でもそれほど疲れないだろう。

重量負荷の軽減率は50%ほどだが負荷を軽減しているのは間違いない

実際の運搬作業の手順は、左右のグローブのボタンを押してロックを解除。荷物を持ち上げると腕を引き上げた分だけベルトが巻き取られる仕組みで、腕の角度は100度ぐらいがベストとのこと。荷物を持つたびにロックの解除は少し慣れが必要だが、慣れれば繰り返し作業もスムーズに行えるはず。電源は単3形乾電池4本を使用し、モーターなどは一切回さずロックを解除するだけの超小電力設計なので、電池交換の手間も最小限だ。

必要な電源は単3形乾電池4本のみ。ベルトのロックを解除するプレートを駆動するだけなので、電力消費も非常に少ないのだ。

このベストの重量軽減率は50%ほどで最大保持力は30kgf。つまり30kgの荷物が、15kgの荷物と同等まで重さが軽減されるというわけだ。またモーターや複雑な電子回路などは一切使用せず、構造も単純なので故障や不具合も起きにくい。クルマを持ち上げられるほどの超人的パワーは残念ながら発揮できないが、工場などでの荷物の移動や運び出しなどでは大活躍してくれること間違いなしのアシスト装具なのだ。

グローブに装着されたベルトを通じて、腕にかかる重量の負担が肩や腰、足などに分散。荷物が軽く感じられるという仕組みなのだ。

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