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ソフトトップとはひと味違う2.0ℓエンジンの走り
6月末に注文受け付けを終了したロードスター。これは次期型へのカウントダウンかと思われたが、実際のところはマイナーチェンジを控えているとの噂である。常に改良を続け、少しでも良いクルマを提供しようとしているマツダの想いがそこに現れている。
エクステリア
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現行のロードスターRFはそれを最も体現したモデルだ。2018年にはエンジンを大幅に改良したことが記憶に残る。バルブスプリング、コンロッド、ピストンなどの主要パーツをあらためるなどの改良を行なったそれは、最高出力を158㎰から184㎰へと拡大。トルクも5Nmアップしている。結果としてレブリミットは6800rpmから7500rpmへと引き上げられている。走れば高回転化されたそのエンジンはどの回転からでもアクセルのツキが良く、それでいて高回転まで途切れず爽快に吹け上がることを実現していた。この高回転化はATモデルにおいても恩恵があり、シフトダウンを多くの状況で受け入れられるようになったところが扱いやすかった。
インテリア
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結果としてリヤの安定感が高まったようにも思えるシーンが増えた。後に加えられたKPCにより、リヤのリフト量が減少したこともまた、リヤの安定感につながっている。ソフトトップに比べれば重量増となるRFだが、それを差し引いても余りある速さが魅力的。電動トップだけではない面白さがある。
Country Japan Debut 2016年11月(商品改良:21年12月) 車両本体価格 352万7700円~398万8600円
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※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.151「2023-2024 スポーツカーのすべて」の再構成です。