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「輻射熱」と「吸湿発熱」を利用! 抗菌加工でいつでも清潔
『ぽかぽか静電防止』はアルミシートを内蔵し、座ったときに自身の体温を反射させて暖かさを感じられるクッションだ。ウレタンフォームと綿も使っていて厚みがあり、ふんわりした座り心地。表面は毛足の長いボア生地で、静電気が発生しやすい冬場での使用になることから静電防止加工も施されている。
『吸湿発熱クッション』は、表面生地の繊維が湿気を吸収することで発熱。こちらはクッション材が薄めなので、座ったときに使用感をあまり感じないのもポイントだ。逆に、クッションに厚みがあるぽかぽか静電防止は視点を少し高くする効果もあるので、小柄な体格に向いていたりする。クッションは座り心地も重要だが、ドライバーが使うときはアイポイントの変化も選択基準にするといいだろう。
なお、乗降時のズレ落ちを防止するために、座面に差し込むウレタンストッパーを採用し、表面生地には抗菌加工を施しているのが共通ポイント。いつでも清潔に使うことが可能だ。
ヒーター内蔵で素早く温まる! 家やオフィスでも使えるUSB給電
USB給電によるヒーターを内蔵した『ヒートDX』シリーズからは、スイッチONですぐに暖まる角形クッションとひざ掛けタイプが登場。近所への買い物などではエアコンで車内が暖まる前に目的地に到着してしまうこともあるが、これを使えば短距離でも暖かい状態で移動できる。USB給電だから、家やオフィスで使うことも可能。また、高温になったときには加熱がストップし、低温になったら再加熱する安全設計になっており、安心して使うことができる。
車内の防寒グッズにクッションが多いのは、使いやすくて手軽に導入しやすいというのも理由のひとつだが、冷えの症状を改善するのに理に適った手段でもあるからだ。お尻は身体のなかでも筋肉量が少なく、冷えやすい脂肪が多い部分。さらに、長時間座った姿勢が続くとお尻の血流が圧迫され、足への血の巡りが悪くなってしまう。だから、ドライブ中は特に下半身が冷えやすい。お尻を暖められるクッションは効果的ということだ。
また、「頭寒足熱」という言葉があるように、頭部を涼しくして足元を暖めると、集中力がアップしやすく、リラックスにも効果があるとされている。安全運転に、集中力とリラックスは不可欠。これらの“あったかアイテム”をうまく採り入れて、安全かつ快適なドライブを楽しもう。