メルセデス・ベンツ新型Eクラス・ロングホイールベース登場!! 標準より133mm長いホイールベースが後席空間の快適性を大きく拡大、中国でワールドプレミア!

このたび中国で10代目Eクラスの後継モデルとなる新型Eクラスロングホイールベースがワールドプレミアされた。サルーンとスポーツサルーンの2つのバージョンが用意され、いずれもよりラグジュアリーな乗り心地を提供する広く長いボディが最大の特徴だ。

このたび中国でワールドプレミアされた、10代目Eクラスの後継モデルとなる新型Eクラス ロングホイールベース(LWB)は、メルセデス・ベンツの卓越したデザイン、高級感、安全性が体現されたモデルだ。

サルーンとスポーツサルーンの2つのバージョンが用意され、それぞれ異なるデザインによって個性が表現されているが、いずれも長く広いボディが、乗客によりラグジュアリーな乗り心地を提供している。

コクピットには新しいMBUXスーパースクリーンと10以上の中国専用追加機能が装備されており、中国でワールドプレミアされた車両は「メイドイン・チャイナ、フォア・チャイナ」というメルセデス・ベンツの中国戦略に沿った最新モデルとなっている。

後席の拡張性を重視した専用ボディパッケージ

新型Eクラス・ロングホイールベースは、その名の通り、広いボディサイズ(全長5092 mm×全幅1880 mm×全高1493 mm)が最大の特長だ。ホイールベースは3094 mmで、標準的な新型Eクラスのホイールベースより133 mm、先代より15 mm長い。ホイールベース対全長の比率は60.76%で、後席の快適性と広さを重視していることがわかる。

サルーンには特徴的なデザインの2つのバージョンがある。スポーツ・サルーンは、3つの水平ツインルーバーを備えたラジエーターグリルと、ボンネットのアップライト・スターからなるエレガントでビジネス志向のスタイル。スポーツ・サルーンは、スターをグリルに組み込んだデザインが特徴で、新しいAMGスポーツ・パッケージが装着される。

最新のMBUXスーパースクリーンと快適装備が充実

インテリアの3D表示機能を備えた12.3インチの液晶メーター・スクリーンは、奥行き感のある空間認識を可能としている。14.4インチの中央ディスプレイと12.3インチの助手席ディスプレイは、単一のガラスカバーの下に統合されている。エアコン吹き出し口はスクリーン上部のダッシュボードの輪郭に合わせて流れ、デジタル技術と洗練された美しさがシームレスに融合されている。

新型EクラスLWBには、リヤシートの最大36度までのリクライニングをはじめ、シートクッションの拡張、レッグレストの調整、ヘッドレストのネックヒーター機能まで追加されている。リヤアームレストは、アンビエント照明と高級ウッドトリムが一体化し、快適性が重視されている。また、中国でワールドプレミアされた車両には、中国市場向け専用装備が用意されている。

“SAEレベル2”の自動車線変更アシストを搭載

新型Eクラス・ロングホイールベースの自動車線変更アシスト(ALC)には、強化された“SAEレベル2”システム(しばしばレベル2+とも呼ばれる)が装備されている。中国でワールドプレミアされた車両は、アクティブ・ルート・ガイダンスにより、ALCにより中国の高速道路や都市高速道路で部分的に自動化されたポイント・ツー・ポイント走行を可能にしている。システムは自動的に大型車との車間距離を保ち、アクティブ・ナビゲーション・ガイダンスを提供しながら、高速道路の上り下りを担当する。

レベル2+の自動車線変更アシスト(ALC)は、メルセデス・ベンツの20年にわたる自動運転分野の研究開発経験に基づき、「安全第一」の原則に従って高い信頼性を実現している。

なお、この新型EクラスLWBの日本導入は現在のところ未定。

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