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電気のスポーツカー FT-se
トヨタのコンパクトスポーツ、FT-se(エフティー・エスイー)は、BEVのコンパクトスポーツコンセプト。ボディサイズは
TOYOTA FT-se
全長×全幅×全高:4380mm×1895mm×1220mm
ホイールベース:2650mm
2ローターロータリー+EVシステムのICONIC SP
対するマツダICONIC SPは、フロントに2ローターロータリーエンジンを搭載し、後輪をモーターで駆動するロータリーEVシステムのスポーツカーコンセプトだ。ボディサイズは
MAZDA ICONIC SP
全長×全幅×全高:4180mm×1850mm×1150mm
ホイールベース:2590mm
車重:1450kg
最高出力:370ps
パワーウェイトレシオ:3.9kg/ps
と発表されている。
では並べて見てみよう
まずは、フロント8:2ビュー。2モデルとも2シータースポーツカー。Aピラーの位置が大きく違う。ICONIC SPの方がAピラーが後退していて、いわゆるクラシックなプロポーションだ。
TOYOTA FT-se 全長×全幅×全高:4380mm×1895mm×1220mm ホイールベース:2650mm
サイドビューで見ると、FT-seのプロポーションの新しさが際立つ。おそらく、床下にバッテリーを搭載するFT-seの全高はICONIC SPほど低くはならないが、それでもキャビンが前身したプロポーションは魅力的だ。一方のマツダは、自動車としての美しさを見事に表現している。フロントボンネットの低さは、コンパクトなロータリーエンジンを搭載するメリットを最大限活かしていると言える。ICONIC SPはどう見ても「後輪駆動」だが、FT-seは4WDであってもまったく違和感がない。
フロントビューも同様だ。FT-seはエッジの効いたデザインで、マツダと比べると全高が高いことがわかる。
インテリアもエクステリアと同じようにクラシックなマツダと未来的なトヨタ、という構図だ。だが、どちらも魅力的。どちらも、このコンセプトをできる限り活かして、ぜひ近い将来の市販化を望む。できたら、手の届く価格で。