アウディグループ、第3四半期までの業績は好調!140万台以上を販売し、EV割合も9%まで向上!

アウディグループは上半期の好調な業績を第3四半期にも維持し、9月末時点における販売台数が増加したことを発表した。2023年1月~9月に、プログレッシブ ブランドグループは、前年同期比16%増となる約140万5,000台のアウディ、ランボルギーニ、ベントレーを販売。特に米国とヨーロッパで力強いセールスを記録した。1月~9月の売上高は前年同期比13%増加して504億ユーロ(≒8兆600億円)となり、営業利益は46億ユーロ(≒73億円)が計上された。営業利益率は、目標範囲内の9.1%となった。アウディは、電気自動車の販売台数を順調に伸ばし、前年同期比60%増となる12万3,000台以上の車両を販売し、電動化戦略が成功していることを実証した。

アウディグループの販売台数は大幅に増加

2023年1月~9月に、アウディグループは合計約140万5,000台の車両を販売した。これは、前年同期と比較して+16%という大幅な成長だ。アウディの販売台数も16%増加して、 138万7,000台を超える車両が納車された。9月の業績も好調で、アウディの販売台数は、2022年9月と比較して24%増加し、17万5,000台を超えた。

ランボルギーニは、1月~9月に前年同期比+4.2%となる7,744台(2022年:7,430台)、ベントレーは、1月~9月に1万53台(2022年:1万1,316台)、ドゥカティは、1月~9月に4万7,867台(2022年:4万9,858台)のモーターサイクルが販売された。

アウディは、電気自動車の販売でも大きな成長を記録した。1月~9月には、前年同期比60%増となる12万3,000台以上の電気自動車を販売し、9月には前年同月比+77%の増加が記録された。最も多く販売された電気自動車は、Audi Q4 e-tron(+162%)となっら。アウディグループの販売台数に占める電気自動車の割合は約9%に上昇している。

欧州・米国を中心に世界市場で大幅な成長

今年の1月~9月に、アウディは世界中で成長軌道に乗った。ヨーロッパでは、アウディの販売台数が24%増加し、9か月間で約55万9,000台の車両が販売された。この好調な業績には、本拠地であるドイツ市場が大きな役割を果たした。ドイツでは、前年同期比+約20%となる、約18万5,000台の車両が販売された。電気自動車の成長率は+24%であった。英国およびイタリアでは、前年同期比+30%が記録された。

米国における業績も同様に好調で、アウディは前年同期比+26%以上となる約16万8,000台の車両が納車された。特に電動モデルが大幅な伸びを示し、販売台数は48%増加した。第3四半期だけで見た場合、増加率は93%にも達した。

中国では、2023年1月~9月に、前年同期と比較して5%以上の成長が記録され、約52万2,000台の車両が販売された。この増加は特に9月に顕著で、アウディは、前年同月比25%増となる7万2,000台以上の車両を販売した。第3四半期の成長率は、前年同期比10%を超えた。

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