速度違反で捕まらないために!? 最新レーダー探知機人気モデル・BLITZ『タッチレーザーTL403R』を使ってみた!【CarGoodsMagazine】

ブリッツ『タッチレーザー TL403R(実勢価格:3万7800円/税込)』は4インチモニターを採用するシリーズのフラッグシップモデルだ。
取り締まり機のメインは、Kバンド式レーダーが活用されている。このレーダーに対応した探知機はこれまでも数多くデビューしているのだが、最近ではMSSS新周波数帯を取り入れた速度計測機が導入され始めているという。このような最新の取り締まり機になるとここ数年でデビューした探知機では太刀打ちできないのだ。そこでMSSS新周波数に対応するリニューアルを果たしたのが、BLITZ(ブリッツ)の『タッチレーザー』シリーズというわけだ。

見やすい4インチモニターと使いやすい静電式パネル採用

ブリッツからラインアップされるのは、モニターサイズやインターフェース違いによる3機種。中でもTL403Rは4インチのディスプレイを採用するフラッグシップだ。静電式タッチパネルによる操作は、タッチだけでなくフリックなども自在。スマホ感覚で設定変更が行えるため、表示画面など自分の好みに合わせて手軽にセッティングが可能。

静電式タッチパネルを採用するため設定などの操作は感覚的に使用できる。タッチだけでなくフリック操作も可能なためスマホ感覚で操れるのも魅力。

また、別売りとなるOBDⅡアダプターを利用すれば、車速や回転数、燃費を始めとした様々な車両情報を表示することも可能。速度取り締まり機の警告だけでなく、追加メーター気分を盛り上げてくれるギミックも見どころといえるだろう。

別売りのOBDⅡアダプターを使用すれば、車両コンピュータに取り込まれている各種データをモニター上に表示することが可能。追加メーター感覚でも楽しめるのだ。

見事に半固定式オービスのレーダー波をキャッチ!

こういった付加機能に注目するだけでなく、やはり気になるのはレーザーを利用する可搬式取り締まり機の探知力。実際にタッチレーザーを装着してMSSS新周波数を採用する小型可搬式オービスと出会うことはなかった。
高速道路上でキャッチしたのは、半固定式と呼ばれるモデル。このオービスに対しては左車線を走行中に300メートル弱の距離で警告を発したため、法定速度+α程度なら十分に速度を落とすことができるだろう。また受信角度に関しては追い越し車線を走行した場合、直線的なレーザーの特性上もう少し早い時点で警告が行われる可能性も高い。なお、ここではTL313Rを使用している。

遭遇した可搬式小型オービスに対してはしっかりと反応し、けたたましい警告音を鳴らして注意を促してくれている。

また、GPS情報を基にしたオービス情報やゾーン30といった情報もその都度アナウンスしてくれる。安全運転への気持ちを引き締めることで、スピードを抑えるきっかけにもなり得ることは間違いないのだ。

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