現代の ドライブレコーダー(ドラレコ)ではその記録範囲も選択基準になる。というのも、すでに前後2カメラが一般化しているものの、事故などのトラブルは側面で発生することも多く、左右方向を記録できるスペックも求められているのだ。そんなニーズに対し、ユピテルが提案するのは後方から車内を記録する第三のカメラ。これまでフロント側からの360度や、フロントへの室内カメラを搭載したモデルも用意されていたが、自分の顔が映ることに拒否反応を示す人も多かった。そこでユピテルから、リア側から撮影するカメラを組み合わせ、顔を写さず左右方向のカバー力を高めるモデル『marumie Y-3000』が誕生。2023年のリリースから注目を集める話題モデルとなっている。そんな後方から室内撮影するモデルをさらにブラッシュアップし、ニーズの高い機能を追加したのが新たな『marumie Y-3100』なのである。
進化した基本性能で駐車トラブルも記録
今回のスペックアップでは駐車監視機能をさらに充実。これまでオプションとして用意されていた駐車監視用のケーブルを、製品に同梱することで余分なコストを抑えているのだ。
また、本体に電圧監視機能を新たに搭載することで、バッテリー上がりなどの心配も皆無。また、本体は車両のアクセサリー電源のON/OFFに連動しているため、エンジン停止と同時に駐車監視モードへと自動切り替えするのもポイント。手動で操作する必要なく安心機能を実現しているのだ。
この駐車監視機能は設定によってGセンサーによるトリガーとともに、動体検知による記録も行うことができる。前後室内ともに動体検知が行われるため、安心感はさらに高まるというわけだ。さらに安心感を高めるなら、オプションで用意される接近検知を行うマイクロ波センサーを加えればパーフェクトだろう。
超速起動で即録画開始
さらに進化したポイントはアクセサリーONと同時に起動する高速録画機能の搭載。実際に試してみるとエンジン始動とタイムラグがほとんどなく、記録を開始するため撮り漏れの心配もなくなる。意外と見逃しがちなこの機能は、使っていればその効果が実感できるはず。
もちろん記録は3カメラともにフルHD画質に HDRも搭載。さらにフロントカメラにはSTARVISも搭載するため、昼夜を問わずあらゆるシーンで高画質記録が可能。側面の状況記録はもちろん、現代のドラレコの基本と言える前後方向もしっかりとカバーする安心感も抜かりなしというわけだ。
3カメラの進化したスペックは、全方位録画を希望するユーザーにさらなる安心をもたらしてくれるはずだ。
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