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当該10車種は2024年1月30日に国交省による立会試験などの結果、道路運送車両法の基準に適合していることを確認
国交省に提出された再発防止報告書では、二度と不正を起こさないための「三つの誓い」を定め、開発・法規認証のプロセスにおける再発防止策に加え、不正の背景となった同社の経営および組織風土の問題に対する抜本的な施策を着実に進めていく旨を報告。
今後、各種再発防止策の着実な実行・継続にあたり、弁護士等の外部専門家を含むメンバーにて構成される『「三つの誓い」改革推進部(仮称)』にて、再発防止策の立案・実行の強力なサポート、及びその進捗の監査をしていく。実施状況の進捗については、四半期ごとに同省へ報告し、その内容を公表していく方針だ。
2024年2月26日(月)より生産・出荷を再開する10車種
生産を再開する当該10車種は、2024年1月30日に国交省よる立会試験などの結果、道路運送車両法の基準に適合していることが確認された。これを受け、カスタマーの声、仕入先の準備状況などを総合的に判断し、2月26日(月)から生産を再開することが決定した(未出荷車両の出荷は2月19日から再開)。
このたびの発表に際して、ダイハツはこのようなコメントを発表している。
「当該車種をご愛顧いただき、長らくお待ちいただいております多くのお客様、ならびに仕入先・販売会社など関係する皆様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
引き続き、国民の足ともいえる軽自動車をご提供する企業として、お客様の暮らしに寄り添わせていただき、社会的意義を果たすべく、国土交通省からの指示のもと、認証当局立会試験などの必要な対応を行ってまいります。
なお、今後、国土交通省から出荷停止を解除いただいた車種については、仕入先や販売会社と密に連携しながら、準備ができ次第、順次生産・出荷を再開してまいります。安全・品質を最優先とすることを再徹底した上で、お客様に一日でも早くお届けできるよう、努めてまいります」