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燃費向上に貢献する低粘度オイルがスタンダードに
クルマにとっての血液ともいうべきエンジンオイル。エコカーやハイブリッドの普及に伴い、0W-16 や0W-20など燃費向上に貢献する低粘度オイルがますます一般的になってきている。
柔らかいオイルを入れることでエンジン回転が軽くなり、始動性がよくなるというメリットもある。自動車メーカーは少しでも燃費性能を高めるために、低粘度オイルの使用を推奨しているというわけだ。
輸入車用やクリーンディーゼル用など、専用オイルのニーズも高まっている
また輸入車が増えている影響もあり、海外メーカーが求める基準をクリアした認証オイルも人気。自動車メーカーにより様々な認証があるので、オイル選びをする際はきちんと確認しておきたい。
また特殊な性能が求められるクリーンディーゼル専用オイルも増えている。ディーゼルはその構造上、ススなど多く発生する。それを捕集するためにDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)が付いているが、指定以外のオイルを使用すると、DPFを詰まらせる原因になってしまうことも。メーカーが指定する規格、粘度を遵守することが肝心というわけだ。