起亜は他の自動車メーカーと同様、近年人気が続くSUVに力を入れているが、依然としてセダンの需要があると考えているようだ。
豪雪のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、ディテールが隠されているものの、流麗なファストバックテールのシルエットが見てとれる。またサイドからは後方に向かうにつれて緩やかに盛り上がるウエストラインや、リヤクォーターウィンドウも確認できる。
同ブランドが、「リオ」(K3のバッジに変更される可能性あり)と比較すると、K4のホイールベースは約4インチ (100 mm) 延長されると予想される。
K3とのもうひとつの違いは、リヤドアハンドルの処理で、リオがリヤドアの従来の位置に配置されるが、K4はCピラーに隣接するドアフレームに移動され、クーペの雰囲気を高めている。後部では、フロントのLEDデイタイムランニングライトと同様に逆L字のテールライトが確認できる。
初めて捉えたキャビン内には、デジタルインストルメントクラスターと、インフォテインメントシステムを融合させた、ワイドなスクリーンがダッシュボードの中心に位置しているのがわかる。またHVAC システム用の物理ボタンや、従来のギヤシフターが装備されていることも見てとれる。
パワートレーンは、おそらく直列4気筒ガソリンエンジンのみとなり、自然吸気の2.0Lと、最高出力200ps以上を発揮する1.6Lターボチャージャー、1.6リットルエンジンのハイブリッドなどが予想される。
新生K4のワールドプレミアは、20243月21日が濃厚だ。