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走行1万kmで平均燃費は?
納車から10000km突破後最初の給油(10054km)までの給油回数は28回。このうち1回は納車直後、走行23kmでの給油なので、実質的には23kmから10054kmまでの10031kmで27回給油したことになる。給油量は合計1062.03Lで平均燃費は9.44km/L。燃費ベストは11.47km/L、ワーストは7.74km/Lという結果だった(ちなみにWTLCモード燃費は11.9km/L)。
10031kmのうち高速道路の走行距離が4124.9kmと、高速道路率が思った以上に高かった。そのためか燃費が10km/L以上だったことが11回あった。
一方でワインディングは群馬県の草津方面や水上方面、埼玉県の秩父周辺、東京都の奥多摩周遊道路、神奈川県の箱根ぐらいでそれほど距離を走っていない。リヤを滑らすようなこともしていないので、ワースト燃費でも7.74km/Lに留まったのかもしれない。
10031km走行している間にオイル交換は1カ月点検と6カ月点検の2回行なっている。
3回目は3月中に予定している1年点検で交換するつもりだ。
タイヤの減りはどうだろう?
10000km走って気になったのはタイヤの空気圧が意外と下がらないということだ。BRZの指定空気圧は前後とも2.4kg/㎠なのだが。フロントについては2.3kg/㎠に下がっていた9月9日と2月14日の2回空気を入れただけ、リヤについてはほぼ2.4kg/㎠のままだった。
これはタイヤが新品だったからなのかどうかはわからないが、今後も定期的に空気圧を測っていけば傾向が見えてくるだろう。
10000kmを超えたので、タイヤの溝の深さもチェックしてみることにした。と思ったらタイヤ溝ゲージが見当たらない。仕方がないので、3月13日の取材前にオートバックス高井戸店に立ち寄って、タイヤ溝ゲージを購入した。
BRZ Sグレードが装着しているタイヤはミシュランパイロットスポーツ4。納車時にタイヤの溝を測り忘れたので、ネットで調べてみたところ、新品状態の溝の深さは7.2mmらしい。で、現在の溝の深さは4輪とも約6.5mmだったので、10000kmでだいたい0.7mm減ったことになるが、思ったよりも減っていない印象だ。
ミシュランタイヤのスリップサインが出る深さは法規に適合した1.6mm。現在の6.5mmから4.9mm減った数値だが、この調子でいくとあと70000kmも走れる計算になる。しかも納車時から8年もかからないので、ミシュランが推奨している交換時期10年にも満たない。
ミシュランタイヤはBL5レガシィB4の時も一度装着したことがあったが、その時ももの凄く長持ちした印象があり、この辺りは国産と一線を画している。また、BRZのタイヤは4輪がほぼ均等に減っているということにも驚いた。ともあれ実際の減り具合は今後も検証していくことにしようと思う。