クロスバン・ギアは、人気のクロスオーバーSUVとミニバン、ワゴンを融合、「多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴン」として提案された。
コンセプトモデルは、前後にスライドドアを持ち、ボクシーなデザインを採用。頑丈なプラスチック外装と、カラーパレットの組み合わせにより、バンとSUVの中間に位置するモデルが完成した。
キャビン内には、3列のシートがあり、スライドして並べ替えることができる。またBピラーレスドアを装備、キャンピングカーのラウンジや、ダイニングとしても使える広々としたオープンスペースを実現している。
ボディサイズは、全長4,695mm×全幅1,820mm×全高1,855mmは、トヨタの既存バン「ノア」や「ヴォクシー」と同サイズになる。
トヨタは3月初旬にこれらのデザインの特許を取得、発売へ向けて本格始動かと思われるが、他のメーカーから、これらのデザインを守るために申請した可能性もあり、発売が確定したわけではない。
特許画像では、ルーフラックとバスケットが欠落していることを除いて、スライドドアレールを備えた箱型のホイールアーチフレア、黒いA、B、Dピラー、ピクセル化されたヘッドライトの上にあるスリムなLEDデイタイムランニングライトなど、コンセプトカーと一致している。
果たしてこれらのディテールは量産型でも継承されるのか、大注目だ。