ここだけの話、オーナーの本音を大公開! マツダCX-30 | これがオーナーの本音レビュー! 「燃費は? 長所は? 短所は?」 | モーターファン会員アンケート(2024年3月版)

MAZDA CX-30 SIGNATURE STYLE(2020年モデル)
CX-30はマツダの新世代商品群の第2弾として登場した、CX-3とCX-5の中間的位置づけのSUVである。Motor-Fan TECHの会員の方々にもこのクルマのオーナーは少なくない。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、よいところを見てみよう。

現行型 初代 DM系(2019年-)

XD Proactive Touring Selection(2022年モデル/ソウルレッドクリスタルメタリック/2WD)

MAZDA CX-30はMAZDA 3に次ぐマツダの新世代商品群の第2弾として2019年に登場した、CX-3とCX-5の中間的位置づけのSUVだ。コンパクトカーのMAZDA 2をベースに作られたCX-3は、スタイリッシュに作られたがゆえに荷室や後席が狭いという声があったことから、少し大きなMAZDA 3と同じプラットフォームを用いつつ、使い勝手の良さを意識して作られている。また、全高が日本のタワーパーキングに収めることのできる1540mmに抑えられているのも特徴。パワートレーンも基本的にMAZDA 3と共通で、2.0ℓ直列4気筒直噴ガソリンエンジン“SKYACTIV-G”と、1.8ℓ直列4気筒直噴ディーゼルエンジン“SKYACTIV-D”に加え、新開発の2.0ℓ直列4気筒直噴ガソリンエンジン“SKYACTIV-X”を搭載する。2020年12月に改良が施され、“SKYACTIV-X”搭載車は出力・トルクが向上、“SKYACTIV-D 1.8”搭載車は出力が向上している。加えて全モデルにおいて、追従走行機能とステアリングアシスト機能で構成されたCTSの作動上限車速が約55km/hから高速域に引き上げられ、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の加減速制御がより人間特性に合わせた滑らかなものに変更された。2021年には全機種において、荒れた路面でのサスペンションの動きを滑らかにするため、フロントとリヤのダンパー特性が見直され、2023年にはAT誤発進抑制制御(前進時/後退時)が従来の車や壁などの障害物に加えて歩行者(前方)も検知対象となり、機種別設定(標準装備またはメーカーオプション設定、20Sは除く)のドライバー・モニタリングは運転者のわき見を検知すると画面表示と警告音を用いて運転者に注意を促す“わき見警報機能”が追加されている。

2022年式 XD Proactive Touring Selection AWD「デザイン、装備、燃費を考えるとコスパは非常に高いと思います」

ニックネーム:KM System 年式・グレード:2022年式 XD Proactive Touring Selection AWD 性別:男性(50代) 居住地域:埼玉県

ニックネーム:KM System 年式・グレード:2022年式 XD Proactive Touring Selection AWD 性別:男性(50代) 居住地域:埼玉県

排気量:1.8ℓトランスミッション:AT

平均燃費:21.3 km/ℓ(高速3割、郊外2割、街中3割)

長所:内外装のデザインが良いです。ディーゼルエンジンの力強いトルク、ステアリング、ブレーキフィールが良い。良いドラボジ、素直な操縦性と使い勝手の良い車体サイズに満足しています。操作系のインターフェースもよくできています。

短所:低速域でのエンジン音は気になります。約300km走行毎にDPF再生が行なわれます。このときエンジン音がうるさくなり燃費が1/3に低下します。パワーハッチゲートの作動がハンズフリーでないところが少し不満です。

評価

外観:★★★★☆

室内:★★★★★

走行性能:★★★★☆

燃費性能:★★★★☆ 80-100km/hなら25km/ℓ、街中では15-16km/ℓ。

装備:★★★★★

満足度:★★★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言

「運転好きの方ならしっかりとした操縦感覚は気に入ると思います。デザイン、装備、燃費を考えるとコスパは非常に高いと思います

■2022年式 Lパッケージ 「価格は高そうに感じるが、標準装備が充実しているのでリーズナルなレベル」

ニックネーム:ナオくん 年式・グレード:2022年式 Lパッケージ 性別:男性(60歳~) 居住地域:神奈川県

ニックネーム:ナオくん 年式・グレード:2022年式 Lパッケージ 性別:男性(60歳~) 居住地域:神奈川県

排気量:1.8ℓトランスミッション:AT

平均燃費:12.0km/ℓ(坂の多い近距離中心)

長所:スタイリッシュな外観とセンスの良い内装が魅力。全長が比較的短いので狭い駐車場でも便利。価格は高そうに感じるが、標準装備が充実しているのでリーズナルなレベルである。外装色も(有償ではあるが)魅力的な色が多い。

短所:dieselエンジンを選んだが、アクセルの踏み始めの応答が今一つで速度のコントロールが少し難しい。SUVということで、乗降の良さに期待したが前席に乗り込む際のヘッドクリアランスが不足気味。荒れた道路の乗り心地も改善の必要あり。

評価

外観:★★★★☆

室内:★★★★☆

走行性能:★★★☆☆

燃費性能:★★★☆☆

装備:★★★★☆

満足度:★★★★☆

このクルマの購入を検討している人にひと言

「まだ子供が小さいヤングファミリーと、夫婦二人の世帯にお勧めします」

■2021年式 XD100周年特別記念車(XD Lパッケージ) 「距離を走れば走るほど伸びる燃費も魅力です」

ニックネーム:コージー 年式・グレード:2021年式 XD100周年特別記念車(XD Lパッケージ) 性別:男性(50代) 居住地域:静岡県

ニックネーム:コージー 年式・グレード:2021年式 XD100周年特別記念車(XD Lパッケージ) 性別:男性(50代) 居住地域:静岡県

排気量:1.8ℓトランスミッション:AT

平均燃費:14.0km/ℓ(短距離の通勤,買い物が主。たまに長距離ドライブします。その時は20km/l以上いくときもあります)

長所:ディーゼルターボエンジンの低速からスムーズなトルクが魅力です。ディーゼルにしては排気量が小さいので心配しましたが、いざ踏めば十分以上の加速があります。距離を走れば走るほど伸びる燃費も魅力です。ガソリンに比べ安い軽油代とも相まって燃料費が安く済むし、給油回数も少なくて済みます。内装の質感も高く、外装デザインも素晴らしいです。

短所:動力性能は十分以上ですが、ディーゼルなのでレスポンスはあまり良くないですね。承知して買っていますが、普段は短距離しか走らないので、将来DPFに煤の詰まりが発生するかもと心配します。前に乗っていたのが5ナンバー車なので幅が大きく、窓やミラー類の視界もあまり良くないので、狭い道を走ると気を使います。360°モニターを頼らないと怖いですね。外装の下半分の樹脂パネルは塗装面より傷着きやすく意外と気を使います。あと、これは短所ではないかもしれないですが、デザインが素晴らしいので汚くして乗っているのがガマン出来ず、こまめに洗車しないと気が済まない事(笑)。

評価

外観:★★★★☆ デザインは素晴らしいですね。ただ、下半分の樹脂パネルは塗装の方が良かったかなとも思います。

室内:★★★★☆ 質感はこれがCセグメントと思う位高いです。USBの位置やセンターコンソールがスライドさせないと開かないとか細かな不満はありますが…。

走行性能:★★★★☆ 十分以上です。音も静かですし、ATもいつ変速したという位スムーズです。ただ、ディーゼルなのでレスポンスはガソリンにはかなわない部分があるのと、静かなのですが、音質はやっぱりディーゼルで決して良くはないかな?。

燃費性能:★★★★★ 燃費は大満足。燃料価格も安く文句ないですね。

装備:★★★★☆ ACCは便利ですね。高速だけでなくバイパスなどでも使います。今までは前にクルマがいると嫌だったのですが、今はあえて前走車を探してしまいます(笑)。ナビは一回とんでもない所を案内されたことがあります(目的地そばではあったのですが…)。

満足度:★★★★☆ 満足はしていますが、古い人間なのでCセグメントでこの値段は正直ビックリしてしまいますね。CX-30だけではないですが…。

このクルマの購入を検討している人にひと言

「B,CセグメントのSUVをお探しで、特に長距離走行が多い方にはディーゼルがオススメです」

2021年式 20S 「この内容でこの価格。コスパ良すぎです」

ニックネーム:元NA6乗り 年式・グレード:2021年式 20S 性別:男性(50代) 居住地域:千葉県

ニックネーム:元NA6乗り 年式・グレード:2021年式 20S 性別:男性(50代) 居住地域:千葉県

排気量:2.0ℓトランスミッション:AT

平均燃費:7.8km/ℓ(街乗りのみの場合です。一回の走行距離2.5Km程度。高速では80Km/h巡行で21Km/ℓ)

長所:エクステリア、インテリアとも非の打ち所がなく官能的。新型VEZEL本命、ハリアー対抗で検討。VEZELのフロントデザインが好きになれず候補から外しました。ハリアーは20Sで検討しましたが、内装があまりにも安っぽく購入に至らず。車は、外装、内装が満足出来なければ長く付き合えないと思います。

短所:燃費。2.0ℓガソリンなのでやむを得ないですが。リヤの突き上げはかなり気になります。市内走行時直進性が悪く、常に微修正が必要。デザイン的には◎だが、将来的に黒の樹脂パーツの経年変化が気になる。フォレスター(SJ5)からの乗り換えだが、リヤシートが狭い。

評価

外観:★★★★★ 駐車場に置いた後、何度も振り返ってしまうほどカッコイイ。野性動物を彷彿させます。

室内:★★★★★ エロいです。90年代のコスモやペルソナの頃からマツダのインテリアは秀逸でした。

走行性能:★★★★☆ 平凡と評価されることが多いですが必要十分です。エンジン始動時の乾いた排気音が最高です。

燃費性能:★★★☆☆ こんなものかと。好きな車だから許します。

装備:★★★★☆ ベースグレードなのに、ブラインドスポットモニタリングが標準で、360°モニターもオプションでつけられます。VEZEL、ハリアーは上位グレードしかつけられませんでした。

満足度:★★★★★ この内容でこの価格。コスパ良すぎです。

このクルマの購入を検討している人にひと言

「とにかく、一度見に行って車に乗ってみて下さい。本当に車が好きな人達が拘りに拘った作品であることを実感しますよ」

■2020年式 XD PROACTIVE Touring Selection 4WD 「絶対的な金額はライバル車より高いがデザイン、内装、装備を考えると納得できるものだと思う」

ニックネーム:& 年式・グレード:2020年式 XD PROACTIVE Touring Selection 4WD 性別:男性(50代) 居住地域:神奈川県

ニックネーム:& 年式・グレード:2020年式 XD PROACTIVE Touring Selection 4WD 性別:男性(50代) 居住地域:神奈川県

排気量:1.8ℓトランスミッション:AT

平均燃費:15.2km/ℓ{購入してからの走行距離を総給油量で割った完全な平均燃費。主な走行パターンは、週に一度強の都内への往復(下道往復65kmで20km/ℓ)と週に数回、往復4㎞程度の走行(12km/ℓ前後)}

長所:長距離運転でも疲れにくいところ、エンジンの回転数を上げずに太いトルクで静かに加速するところ、軽油の単価の安さと燃費の良さでハイブリッド並みのランニングコスト、欧州車と並べて遜色のないデザイン性、充実した安全装備やクルーズコントロール、ビューアラウンドモニタ、ヒートシーター、ハンドルヒーター、ライトウォッシャーなどの快適装備の充実、スマホで管理コントロールできるコネクテッド機能、購入後のアップデートで性能改善できたことなど。

短所:ターボラグが大きく、出足が良くない点、特殊なタイヤサイズ、スペアタイヤを積んでいないのにランフラットタイヤではないし、空気圧のモニターも無いためパンクに気づき難い。トランクのトノカバーがリジッドでなくロールアップだったらよかった。

評価

外観:★★★★★ タイヤハウス周りの樹脂パーツの幅が大きいのが残念。また、フロントマスクのデザインはCX-3と同世代の方が良かった。

室内:★★★★☆ 内装の高級感は満足している。ヒエラルキーがはっきりしている大手メーカーの同じくらいの価格帯のものより高級感があると思う。一方で、コンソール周りの照明が少なく、夜間に困ることがある。またピアノブラックの樹脂パーツは高級感があり綺麗だが傷がつきやすい。

走行性能:★★★★☆ コントロールしやすく、コーナリング性能も高い。長距離の運転で疲れにくい。

燃費性能:★★★★★ 思っていたより実燃費が良く、排気量も車重も小さいCX-3から乗り換えて、燃費が向上したのが驚きだった。

装備:★★★★★ ほとんど不満がないくらい充実している。欲を言えばリアハッチのハンズフリー機能があると良かった。

満足度:★★★★★ 非常に満足している。絶対的な金額はライバル車より高いがデザイン、内装、装備を考えると納得できるものだと思う

このクルマの購入を検討している人にひと言

「この車の良さは短時間の試乗では、ましてやカタログだけでは、わかり難いと思う。なるべく長い時間、長距離、の試乗をしてみて欲しい。他メーカーと異なりフルモデルチェンジでも派手なデザイン変更がないが、逆に旧い型でも色褪せにくいところがいい」

2020年式 XD Touring Selection 「値段改定されたが、それでも内容を考えればかなりお買い得なクルマだと思う」

ニックネーム:じょにー 年式・グレード:2020年式 XD Touring Selection 性別:男性(30代) 居住地域:愛知県

ニックネーム:じょにー 年式・グレード:2020年式 XD Touring Selection 性別:男性(30代) 居住地域:愛知県

排気量:1.8ℓトランスミッション:AT

平均燃費:約17.0 km/ℓ {通勤(片道45分程度)が7割、郊外へのドライブが3割}

長所:ディーゼル車特有のトルクフルな走り。長時間の運転でも疲れないシート。操作しやすいペダル・ステアリング配置。見やすいHUD。冬に嬉しいシートヒーターとステアリングヒーター。燃費の良さと燃料費の安価さ。クールな外観。オーディオの音質。

短所:踏切等の大きめの段差を乗り越えた時の突き上げがやや大きい。ナビ画面がタッチ操作できないのでApple CarPlayとの相性が良くない。冬場のATの暖機が遅めに感じ、温まるまでロックアップしないのでラバーバンド感が顕著。

評価

外観:★★★★★ 光の映り込み方で表情が変わる外観デザインは、いつ見てもカッコいい!

室内:★★★★☆ 手触りも良く、機能性に優れた内装だと思う。ただし、夜間はスイッチの判別がしづらいので、慣れるまでは戸惑うかも。

走行性能:★★★★☆ 扱いやすいが、欧州車のディーゼル車と比べるとやや物足りない。

燃費性能:★★★★☆ わかってはいたが、DPF再生時の燃費の落ち込みが気になる。

装備:★★★★★

満足度:★★★★★ 値段改定されたが、それでも内容を考えればかなりお買い得なクルマだと思う

このクルマの購入を検討している人にひと言

「ディーゼルは煤の問題もあり、乗り手を選ぶ面もあるが、使い方がハマる人(短距離走行が少なめの人)にはかなりオススメです」

■2019年式 20S Lパッケージ 「他社と比較して、コストパフォーマンスに優れていると思う」

ニックネーム: ベルクのパパ 年式・グレード:2019年式 20S Lパッケージ 性別:男性(60歳~) 居住地域:東京都

ニックネーム: ベルクのパパ 年式・グレード:2019年式 20S Lパッケージ 性別:男性(60歳~) 居住地域:東京都

排気量:2.0ℓトランスミッション:AT

平均燃費:高速14.3km/ℓ 市街地8.0km/ℓ (市街地が9割、郊外が1割)

長所:デザインが気に入っている。安全装置が充実している。車体が比較的コンパクトで運転しやすい。音響装置のスピーカを買い換えなくても純正で十分。ワイパーの洗浄液がワイパーから噴射され洗浄性が良い。アクティブドライビングディスプレイで視認性が良い。冬にハンドルが暖かくなるのが良い。

短所:山路の登りでパワーが足りないと感じる。ラゲージスペースが海外旅行トランクでは狭い。アクティブドライビングディスプレイの情報でシフト位置を表示してほしい。信号が赤から青に変わる直前でi-stopが機能するとエンジン停止から始動までにひと呼吸あり慌てることがある。

評価

外観:★★★★★ 光の反射でS字に見えるところが気に入っている。

室内:★★★★★

走行性能:★★★☆☆ パワー不足。

燃費性能:★★★★★

装備:★★★★★ クルージング&トラフィックサポートCTSが気に入っている。

満足度:★★★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言

「他社と比較して、コストパフォーマンスに優れていると思う」

■年式不明 20S プロアクティブ 「ガソリンモデルを選択したが、予想以上に走りが軽快」

ニックネーム:ひろ 年式・グレード:年式不明 20S プロアクティブ 性別:男性(40代) 居住地域:広島県

ニックネーム:ひろ 年式・グレード:年式不明 20S プロアクティブ 性別:男性(40代) 居住地域:広島県

排気量:2.0ℓトランスミッション:AT

平均燃費:12.0km/ℓ(週末、買い物で使用)

長所:ガソリンモデルを選択したが、予想以上に走りが軽快。内装の質感も高く、車内も静か。色は明るい色を選択し、樹脂パーツが目立つが、見慣れると思った以上にデザインになじんでいる。子供が気に入って乗ってくれるようになった。

短所:純ガソリンモデルだからある意味仕方のないことではあるが、絶対的な燃費は昨今のハイブリッドモデルには劣る面がある。車内は静かだが、その分ビビり音や風切り音など、細かな音が気になるようになった(ビビり音はディーラーで対策頂いた)。

評価

外観:★★★★☆

室内:★★★★☆

走行性能:★★★☆☆

燃費性能:★★★☆☆

装備:★★★★☆

満足度:★★★☆☆

このクルマの購入を検討している人にひと言

「樹脂パーツが多いため、暗い色を選択している人が多いが、シルバーもこの車によく似合っていると思う」

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