プロの輝きを誰でもカンタンに!個性派スタンダードコーティング剤スパシャン『スマコ』シリーズ【カーグッズ・オブ・ザ・イヤー傑作選】

2023年を象徴する傑作品は、先を見越す先進製品でもある。その顔ぶれを見れば、2024年の風潮も見える! 創刊25年目を迎える専門誌が選んだ「カーグッズ・オブ・ザ・イヤー」をここでプレイバック。強力効果と使い込む楽しさを実現するスマコが、ボディコーティングに変革をもたらす!?

創刊25年の老舗カー用品専門誌が選ぶ2023年「カーグッズオブザイヤー」10アイテムはこれだ!【CarGoodsMagazine】

創刊以来、早四半世紀あまり。代々カーグッズを見続けてきた専門月間誌の経験から、より新しく、登場意義を持った2023年を象徴する傑作をここで讃えたい! このご時世、選ばれしグッズとはどんな顔ぶれか!? いざ確認だ。

レイヤー施工も堪能できる遊び心溢れる三兄弟シリーズ

洗車後に、さらにワックスがけやコーティング作業をするのは結構大変だ。可能であれば簡単に施工したいもの。もちろん、仕上がりも満足できるものであれば理想的だ。
これを実現したのが、超簡単に施工できて抜群の効果を発揮する、スパスシャンの『スマコ』シリーズだ。ラインアップは三兄弟。抜群の光沢を体感できる『キャンディコート』に超撥水を実現する『シューティングジャクソン』、そして強靭な被膜だけでなく光沢と撥水も同時に実現する『スマートグラフェン』だ。

SPASHAN『SMACO・キャンディコート/シューティングジャクソン/スマートグラフェン(価格:各2990円/税込)』
高級イメージが先行するSPASHANながら、簡単施工のスタンダードシリーズとして確立。耐久重視のスマートグラフェンのほか、ツヤと光沢重視のキャンディコート(写真)と爆裂撥水のシューティングジャクソンがあり、3モデルを併用するレイヤーコートの楽しみもある。

どのアイテムも、施工方法はいたって簡単。洗車してボディの汚れを落としたら、スプレーしてクロスで塗り広げるだけだ。『キャンディコート』は洗車後に濡れたままでも施工OKだが、『シューティングジャクソン』と『スマートグラフェン』は、水分を完全に拭き取ったのちに施工し、塗り伸ばした後に同じクロスのキレイな面で仕上げ拭きが必要。といってもひと手間の違いで、簡単施工には変わりない。
しかも、これだけで抜群の撥水やツヤ、耐久性が実現するというのだから使ってみない手はない。3種類のレイヤー(重ね)施工も可能だというから、いろいろ試して好みのレイヤーを見つけるのも面白そうだ。

撥水や艶といった視覚的な要素だけに留まらず、『キャンディコート』は独特の手触り感までを演出。施工後の満足感まで演出要素に加えている。

敷居を下げてユーザーの裾野を広げ、開発時に得られた知見で飛躍につなげる

丸(○)三角(△)四角(□)と、分かりやすい図形をアイコンにしたのには、しかるべき理由があった。
「量販店さんで、何を買っていいか分かれへんっていう人達が手に取りやすくしてますね。見た目も可愛いじゃないですか」
高級イメージが浸透したスパシャンシリーズとは違い、分かりやすさと求めやすさをテーマにしたのが本シリーズの特長となる。
「分かりやすく、どうタイプ別に分けていくかを考えました。だから続編では、次に星が出てきたりするかも分からないです、はい(笑)」

硬さに定評がある物質として、2023年におけるボディコーティングの流行りともなった“グラフェン”。スタンダード向けの本シリーズでも採用されている。
「グラフェンコートってうちが先駆じゃないですか? グラフェンって、高いってイメージと、使いにくいっていうイメージがあったんで、それを誰でも使えるようなものに作り変えました。コスパも意識したんですけど、ビジネス的にはね、しんどいですよ(笑)」
それでも、開発プロセスにおいて得るところも多かったという。
「これを作るのにあたって副産物がいっぱいできたんで、はい。もうちょっとこうしたいという部分に関して協力者もいっぱいできましたし。それこそスパシャン 2024のベースにもなっています。ヒントもずいぶんもらいました」

さらなる展開も、表面化では進んでいるようだ。
「スマコシリーズも次の展開があって、今僕らが推し進めてるのは、混ぜて使えるようなものです。5対5にするだけじゃなく、自分好みにカスタマイズもできるような。混ぜていく比率だけでも、仕上がりは格段に違ってくるんですよ」
必要に迫られて求める作業のレベルを超え、そのパフォーマンスはエンタメ面をも満たす。
「水を弾けばいいとか言ったって、洗剤だったら当たり前じゃないですか。自分の好みに使うことができて、それがコミュニケーションツールにもなればいいかなと思っています」

それはスマコシリーズに留まらない話でもある。
「ハイエンドのものが今年は増えると思います。最近スパシャンも、安いものをいっぱい出してるよねっていうイメージがあるかも分かんないですけど。今年は、ね、すごい力を入れていきます」
新たなシリーズの創出だったり、人気シリーズにおける異なる用途の追加版だったりと、具体的なアイデアが次々に語られる。
「それこそ、強烈なものも開発を進めています。ビビるほどの性能です。今年は今まで以上に勢いが止まらないと、そう書いておいてください(笑)」

「今はもう次の技術ができているんですけど、これの時、一番しんどかったのはコストです」
株式会社スーパースポーツコレクション
代表取締役社長
香野大輔 氏

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20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…