アストンマーティンは、過去25年に渡るフラッグシップモデルの血統を更に尊きものとするべく、V12エンジンの最適化と改良を行なうことを発表した。アストンマーティンのエンジニアリングのショーケースとも言えるこのエンジンは、胸を高鳴らせるドライブパフォーマンスのために圧倒的な効率性とパワーを発揮する。
この改良により、新型V12エンジンは他の追随を許さない最高出力最高出力835PS、最大トルク1000Nmのパフォーマンスを発揮するものとなる。全面的な再設計の結果、新型エンジンはあらゆる工程が洗練されたものとなり、かつてないパフォーマンスと効率が達成された。
新型V12エンジンの技術的ハイライトは、強化されたシリンダー・ブロックやコンロッド、改良デザインのカムシャフトを組み込んだ新設計のシリンダー・ヘッド、新形状の吸・排気ポートなどとなる。スパークプラグの位置を変更し、大流量の燃料インジェクターを採用することで、燃焼を最適化し、クラストップレベルのパフォーマンスと効率が実現された。さらに、新しい高速・低慣性ターボチャージャーにより、パフォーマンスとスロットルレスポンスも向上されている。