初代ロードスターのDNAを継承!? 王道のスポーティさを漂わせる特別仕様車【新型マツダCX-5】

マツダCX-5の商品改良にあわせて新登場となった「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」は、その名の通り、スポーティさを強調した特別仕様車。注目はフロントグリルで、初代ロードスターのクラシックレッドを用いたアクセントがあしらわれているのだ。また、好評の特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)」もガーニッシュ類をボディ同色とすることで、高級感をいっそう際立たせている。

ブラックで各部を引き締めつつ、レッドのアクセントをあしらう「スポーツアピアランス」

マツダCX-5

新しくなった顔を見よ! マツダの主力SUVのデザインと走りが進化して円熟の境地へ【新型マツダCX-5】

マツダの主力SUV、CX-5が商品改良を行なった。その内容は多岐にわたり、デザインから走り、使い勝手に至るまで改良の手が加えられている。2種類の新たな特別仕様車がラインアップに加わったのもニュースだ。まさに円熟の境地に至った新型CX-5、発売は12月上旬が予定されている。

「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」は、その名の通り、スポーティなキャラクターを強調する新しい特別仕様車だ。

マツダCX-5スポーツアピアランス
シグネチャーウイングをブラッククローム、ガーニッシュ類をピアノブラック、ドアミラーをグロスブラック、19インチアルミホイールをブラックメタリックと、各部をさまざまな黒で引き締めるCX-5スポーツアピアランス。

フロントグリルやシグネチャーウイング、バンパー下部とサイドシル、ホイールアーチ、さらにドアミラーに至るまでブラックアウト。さらに19ホイールもブラックメタリック塗装を施すことにより、精悍さを際立たせている。

マツダCX-5スポーツアピアランス
マフラーカッターも大径タイプを採用する。

スポーツアピアランスで注目したいのがフロントグリル内のアクセントだ。フィールドジャーニーではライムグリーンだったが、スポーツアピアランスのアクセントはレッド。それもただのレッドではない。なんと、初代ロードスターのクラシックレッドと同じ色というから面白い。

マツダCX-5スポーツアピアランス
フロントグリルのアクセントは初代ロードスターのクラシックレッド。

インテリアも基本はブラック基調。そしてレザーシートやステアリング、ドア、シフト周りにレッドのステッチをあしらっている。

マツダCX-5スポーツアピアランス
ステアリングやシフト周りにレッドステッチがあしわられる。インパネの加飾パネルはハニカムブラックとサテンクロームメッキの組み合わせ。
マツダCX-5スポーツアピアランス
シートはレッドステッチ入りのブラックレザー。
マツダCX-5スポーツアピアランス

25S スポーツアピアランス(2WD・6AT) 348万7000円
XD スポーツアピアランス(2WD・6AT) 380万6000円

もっとスポーティさを突き詰めたいなら「シグネチャースタイル」に注目

スポーツアピアランスをベースとしたアクセサリーアイテム装着車「SIGNATURE STYLE(シグネチャースタイル)」も登場。

前後のバンパーアンダー部にはシルバーのスキッドプレートが追加され、やる気なムードを漂わせる。LEDアクセサリーランプもにらみを効かせている。

マツダCX-5スポーツアピアランス
アクセサリーアイテムを装着したシグネチャースタイル。
マツダCX-5スポーツアピアランス
バンパー下部のスキッドプレートが特徴。アンダーグリルの両端にはLEDアクセサリーランプが備わる。
マツダCX-5スポーツアピアランス
リヤバンパーにもスキッドプレートを装着。

バンパー下部からホイールアーチまでボディ同色で統一した「エクスクルーシブモード」

「Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)」は従来型から継承される特別仕様車で、上質感を前面に押し出したもの。新型で注目なのは、下部のガーニッシュをボディ同色としたことだ。樹脂のままのノーマルと比べると、より洗練された印象がある。

マツダCX-5エクスクルーシブモード
バンパー下部やホイールアーチがボディ同色となったCX-5エクスクルーシブモード。
マツダCX-5エクスクルーシブモード
ボディ同色の部分が増えたことで、印象がガラリと変わった。

ホイールも高輝度塗装が施された19インチの大径タイプで、きらびやかに足元を飾っている。

マツダCX-5エクスクルーシブモード
19インチアルミホイールも新デザイン。タイヤサイズは225/55R19。

インテリアは従来型同様、ナッパレザーを採用したシートが目を引く。ディープレッドのエレガントな見た目だけでなく、滑らかな肌触りも好印象だ。また、インパネやドアトリムに本杢とサテンクロームメッキのデコレーションパネルが施されるのも従来型から継承された特別装備である。

マツダCX-5エクスクルーシブモード
エクステリアと同様、上質さを感じさせるエクスクルーシブモードの室内。
マツダCX-5エクスクルーシブモード
まるで赤ワインのような深みのある色合いのナッパレザーを採用したシート。
マツダCX-5エクスクルーシブモード
本杢とサテンクロームメッキを組み合わせたデコレーションパネルがインパネやドアトリムにあしらわれる。

25S エクスクルーシブモード(4WD・6AT) 375万6500円
XD エクスクルーシブモード(4WD・6AT) 407万5500円

新型CX-5の特別仕様車はこのほかにもアウトドアテイストを強めた「Field Journey(フィールドジャーニー)」が新登場。さらに、装備を充実させてお買い得感が光る「Smart Edition(スマートエディション)」と、各部をブラックアウトして精悍さを際立たせた「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」が継続してラインナップされる。

つまり、新型では5つの特別仕様車を選ぶことができるというわけ。それぞれが独自の個性を持っているだけに、これから購入を検討している方にとってはうれしい悩みが増えたといえそうだ。

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