目次
ブラックで各部を引き締めつつ、レッドのアクセントをあしらう「スポーツアピアランス」
「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」は、その名の通り、スポーティなキャラクターを強調する新しい特別仕様車だ。
フロントグリルやシグネチャーウイング、バンパー下部とサイドシル、ホイールアーチ、さらにドアミラーに至るまでブラックアウト。さらに19ホイールもブラックメタリック塗装を施すことにより、精悍さを際立たせている。
スポーツアピアランスで注目したいのがフロントグリル内のアクセントだ。フィールドジャーニーではライムグリーンだったが、スポーツアピアランスのアクセントはレッド。それもただのレッドではない。なんと、初代ロードスターのクラシックレッドと同じ色というから面白い。
インテリアも基本はブラック基調。そしてレザーシートやステアリング、ドア、シフト周りにレッドのステッチをあしらっている。
25S スポーツアピアランス(2WD・6AT) 348万7000円
XD スポーツアピアランス(2WD・6AT) 380万6000円
もっとスポーティさを突き詰めたいなら「シグネチャースタイル」に注目
スポーツアピアランスをベースとしたアクセサリーアイテム装着車「SIGNATURE STYLE(シグネチャースタイル)」も登場。
前後のバンパーアンダー部にはシルバーのスキッドプレートが追加され、やる気なムードを漂わせる。LEDアクセサリーランプもにらみを効かせている。
バンパー下部からホイールアーチまでボディ同色で統一した「エクスクルーシブモード」
「Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)」は従来型から継承される特別仕様車で、上質感を前面に押し出したもの。新型で注目なのは、下部のガーニッシュをボディ同色としたことだ。樹脂のままのノーマルと比べると、より洗練された印象がある。
ホイールも高輝度塗装が施された19インチの大径タイプで、きらびやかに足元を飾っている。
インテリアは従来型同様、ナッパレザーを採用したシートが目を引く。ディープレッドのエレガントな見た目だけでなく、滑らかな肌触りも好印象だ。また、インパネやドアトリムに本杢とサテンクロームメッキのデコレーションパネルが施されるのも従来型から継承された特別装備である。
25S エクスクルーシブモード(4WD・6AT) 375万6500円
XD エクスクルーシブモード(4WD・6AT) 407万5500円
新型CX-5の特別仕様車はこのほかにもアウトドアテイストを強めた「Field Journey(フィールドジャーニー)」が新登場。さらに、装備を充実させてお買い得感が光る「Smart Edition(スマートエディション)」と、各部をブラックアウトして精悍さを際立たせた「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」が継続してラインナップされる。
つまり、新型では5つの特別仕様車を選ぶことができるというわけ。それぞれが独自の個性を持っているだけに、これから購入を検討している方にとってはうれしい悩みが増えたといえそうだ。