新興企業はやることが早い!リビアン「R1S」がわずか2年で内外を大刷新

リビアンR1S プロトタイプ
米カリフォルニアを拠点とする、EV新興企業の「RIIVIAN」(リビアン)は、ブランド初のモデルとなる「R1」シリーズを大幅改良することがわかった。新開発のヒートポンプに加えて、スタンダードレンジモデルには、新しい92.5 kWリン酸鉄リチウム (LFP) バッテリーパックを搭載。このバッテリーは、現在の105.9kWhユニットと比較して69kg(152ポンド)軽量化される。

NACSプラグの標準装備は見送られ、引き続きCCSポートを使用か。

リビアンR1S プロトタイプ

R1シリーズは2021年にピックアップトラック「R1T」を、2022年に大型SUV「R1S」と発売したばかりだが、わずか2年ではやくも大掛かりなテコ入れがなされる。

公開されたプロトタイプは、グリルとヘッドライトをカモフラージュしており、詳細は不明だが、ライトユニットの特徴的アウトラインはそのままに、内部LEDグラフィックが刷新されるという。

内部でも改革がなされる。リークされた文書によると、新開発のヒートポンプに加えて、スタンダードレンジモデルには、新しい92.5 kWリン酸鉄リチウム (LFP) バッテリーパックが積まれる。このバッテリーは、現在の105.9kWhユニットと比較して69kg(152ポンド)軽量化されるという。

また20インチホイールを装着したR1SおよびR1Tでは、市街地で380マイル(612km)、高速道路で322マイル(518km)走行できると伝えられており、改良前の316マイル(508km)から大きな向上となりそうだ。そしてされに大きな22インチホイールを装着すると、後続は市街地で405マイル(652 km)、高速道路 340マイル(547 km)にまで拡大、21インチホイールは廃止されるという。

リビアンR1S 現行型

同ブランドでは、2025年モデルからNACSプラグが標準装備されると発表していたが、内部情報によると引き続きCCSポートを使用すると思われる。

リビアン改良新型のワールドプレミアは、6月27日のブランドの投資家デーが有力視されている。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…