日本で発売されれば爆売れもある……?ヒョンデが最安EV「インスター」をチラ見せ、価格は340万円未満か

ヒョンデ インスター ティザーイメージ
ヒョンデがコンパクトEV「インスター」のティザーイメージを公開。価格は2万1500ドルを下回ることを目標にされており、EVとしてはリーズナブルな設定となる。

ヒョンデは、6月下旬に韓国で開催される釜山モビリティショーでの発表に先立ち、同社初のAセグメントのサブコンパクト電気自動車、インスターのティザーイメージを初公開した。

ヒョンデ インスター ティザーイメージ

インスターは、韓国専売モデルであるキャスパーをベースに開発されたモデル。韓国では「キャスパー エレクトリック」というバッジがつけられるが、世界市場ではインスターの名称が与えられる。ヒュンダイによると、この名前は「親密」と「革新的」に由来しており、「走行距離、テクノロジー、安全機能の面で新しい基準を満たし、このセグメントの購入者が期待するものを再定義する」と語っている。

エクステリアは、全体的な形状の多くがベースとなったキャスパーと共有されている。フロントエンドには円形のLEDデイタイムランニングライトを装備。ピクセルグラフィックの方向指示器も目を引き、ボディはキャスパーよりもわずかに大きいようにも見える。

ティザーイメージでは充電ポートが前面に表示され、スポーティーな4本スポークホイールも確認できるほか、キャスパーと同様にブラックアウトされたフェンダーやルーフレールも見てとれる。

ヒョンデ インスター ティザーイメージ

全体的な形状はキャスパーに似ているが、リヤセクションでも多くの調整が加えられている。LEDテールライトは再設計され、IONIQ 5やIONIQ 6のようなよりシンプルなピクセルデザインが採用されているほか、テールゲートには「Inster」のバッジも確認できる。

キャビン内の写真は公開されていないが、デジタルインストルメントクラスター、中央の大型インフォテインメントスクリーン、存在感のある3本スポークのステアリングホイールなど、キャスパーから多くの要素を共有すると予想される。

注目の価格だが、ヒョンデは2万1500ドル(約338万円)未満に抑えることを目標としており、同ブランドで最も安価なEVになることは間違いない。日本での発売は未定だが、円高が進めば300万円以下も期待できるかもしれない。

ヒョンデ インスター ティザーイメージ
ヒョンデ インスター ティザーイメージ
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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…