キメラ・アウトモビリ(Kimera Automobili)は、新型スーパーカー「K39」のティザーイメージを公開した。
キメラはイタリアを拠点とするスーパーカーメーカーで、2021年にランチアの名車「ラリー037」の復刻版である「EVO37」を発表。2024年2月にはその後継モデルとなる「EVO38」を公開しており、K-39は同ブランドにとって第3のモデルとなる。
K39は、6月23日にアメリカ合衆国コロラド州で開かれるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦すると見られており、その前日にワールドプレミアが予定されている。K39は公道走行可能バージョンの展開も計画されており、販売増加につながる可能性があることからも、キメラはパイクスピークを征服すると宣言している。
公開されたティザーイメージでは、EVO37、EVO38同様にランチア・ラリーカーからインスピレーションを得ている、円形LEDライトを装備しているが、後部には、これまでの円形テールライトはなく、スリムなLEDライトバーが配置されている。
EVO37は2.1L直列4気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力は500psを誇った。EVO38では、同エンジンをリフレッシュし最高出力を600psへとアップさせた。そして注目のK39だが、前世代の両方を上回る性能を発揮すると思われるが、極端なパワー向上より、重量を減らすなど他の方法でパフォーマンス向上を図ると考えられる。
ワールドプレミアは6月22日。K39の全貌が明らかになる。