アウトドアシーンばかりか日常シーンでも役立つパーツを備えた、FLEXのランクル100【東京アウトドアショー2024】

ランクル100。60顔になっているが、これは60パーツの4灯ライト&グリルをつけ、それに合わせた自社製フード&フェンダーなどをつけた「Renoca」モデル(本文参照)をつけているため。
今年2024年6月28日(金)~30日(日)の3日間、千葉・幕張メッセで「東京アウトドアショー2024」が開催された。コロナ禍以降はオンライン開催、オートサロンとの併催と続いていたが、今回の2024年の回では単独開催と相成った。
本記事ではFLEXブースで見かけたランクル100をご紹介しよう。
TEXT/PHOTO:山口尚志(YAMAGUCHI Hisashi)

さすが専門店! たとえ後付けパーツでも、その仕上りは純正並み

間にサクシードや現行ハイラックスをちらほらはさみながら、プラドの95、120、150にランドクルーザー100、200と、何やらランクルをずらりと並べているブースが目を引いた。

ここは主にハイエース、ランクル&プラド、ハイラックスの新車・中古車を専門に扱うFLEXのブース。他にラングラーを含むJEEP、FJクルーザーのほか、古いクルマにしゃれた独自デザインのパーツを施して新たな価値を据え付ける「Renoca」ブランド(「リノベーションカー(renovation car:修復車)に由来」も手掛けているが、一般にはランクルの中古専門店として知られているだろう。実際、過去ランクルがほしければFLEXで調べて手に入れたりするのが近道だ。

FLEXブース全景。

キャンプといえばクルマの横にテントを張って、バーベキューを楽しんだらテントで寝る・・・こんなイメージだが、クルマの中で泊まるのだって立派なキャンプ。ハイエース並みとはいかないが、ランクルだってそれなりに大きなキャビンを持っている。

FLEXブースでは、「アウトドアユースにいかがでしょう」ということで、すでに販売中のカスタムパーツを装着したランクル100を展示していた。

ランクル100。60顔になっているが、これは60パーツの4灯ライト&グリルをつけ、それに合わせた自社製フード&フェンダーなどをつけた「Renoca」モデル(本文参照)をつけているため。

FLEX CUSTOM ベッドキット

荷室に据えたスチール製の骨組みの上にベッドパネルを装着し、この上で横になる。展示車では後席シートバックまでの奥行ぶんしかセットしていないが、実際は後席を倒したその上部までベッドになるセットだという。

別にキャンプでなくとも、普段から写真の様にしておき、荷室を上下2段づかいするのにもいいかも知れない。

ベッドキット。

【価格】 
・ブラックレザー 9万8000円(税込み/工賃別/送料別)
・クラシック(ブラウン/ライトブラウン) 10万8000円(税込み/工賃別/送料別)
・ファブリック 12万8000円(税込み/工賃別/送料別)

FLEX CUSTOM カーゴパネル ガンストック

荷室フロアに敷くマット・・・ではなく、木製パネル。ランクルのようなキャラクターのクルマなら、DIYで造ってしまうひともいるだろうが、専門業者の手によるだけに、フロア形状にぴったり合わさった仕上がりはDIYではかなわない。

割と厚い板で造られており、無造作にものを放り込んでもいっさい気にならないのがいい。前項ベッドパネル同様、日常からセットしっぱなしでも充分使い出がありそうだ。

カーゴパネルガンストック。

【価格】
8万2500円(税込み/工賃別/送料別)

FLEX CUSTOM バックドアトリムボード(生地・ウッド)

ランクル100のバックドアは上下2分割式。過去シビックやラシーンに例があり、水平に開いた下側をベンチに使うことも想定した造りだった。ランクル100も同じ。このボードは、下半分のバックドアに装着するもので、ファブリック仕立てになっているのでベンチ使用時、お尻にもやさしい。

向こう側がウッド敷きになっているのは、荷室側から重い荷を引きずりやすいようにするためと、ファブリック地を少しでも傷めないようにするための配慮もあるのだろう。

バックドアトリムボード。

【価格】
3万0800円(税込み/工賃別/送料別)

草食動物的な優等生グルマばかりでいまのクルマにおもしろみが抱けずにいるひとは少なくないと思う。その中には新型でも過去モデルでもいいから、一生に一度はランクルを所有してみたいと考えているワイルド野郎もいるだろう。そのような方はFLEXに足を延ばし、どうせならアウトドアユースへのユーティリティ性向上とドレスアップを兼ね、これらパーツにも目を向けてみるといい。

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