C4とe-C4改良新型とともに、C4 Xとe-C4 Xを2024年10月のパリモーターショーで発表する可能性
初代C4は2004年に登場、翌2005年には日本市場にも導入されている。現行型となる第3世代は2020年にデビュー、電動「e-C4 ELECTRIC」が設定されたほか、2022年にはファストバックとSUVを融合した「C4 X」とそのEV版「e-C4 X」が追加された(日本には未導入)。2023年には、c-C4にわずかに大きい高電圧バッテリーを搭載したほか、最高出力154ps、最大トルク260Nmへと強化された。
プロトタイプは、おもにフロントエンドに集中、新しいC3にデザインが近づく可能性がありそうだ。
現行型C4は、バンパーの上部に超スリムなLEDデイタイムランニングライトを装備、その下に大きなメインランプユニットが配置されている(シトロエンが2014年にC4カクタスで先駆けて行った処理)が、C4改良新型ではC3のライトユニットレイアウトを模しているに見える。C3では、DRLはヘッドライトの下に取り付けられているほか、メインランプユニットにも内蔵のDRLストリップがあり、両方が太い垂直DRLで接続されている。また新しいダブルシェブロンロゴも適用する予定となっている。
側面では、ドアの下部にカモフラージュラップがみられることから、いわゆるエアバンプ(空気で満たされた熱可塑性ポリウレタンカプセルのシトロエンの言い方)に、小さな調整が加えられていることを示唆している。またリアセクションでは、LEDテールライト内部のグラフィックが刷新されるようだ。
カメラマンによると、キャビン内はまったくカモフラージュが施されていなかったようだが、センターコンソールのデザイン変更や、全般的に標準装備の充実が期待される。
シトロエンは、フェイスリフトされたC4とe-C4とともに、同じく大幅改良されたC4 Xとe-C4 Xを2024年10月のパリモーターショーで発表するとの噂されている。