電動パナメーラ兄弟が増殖中! ベントレーPHEV第二弾、フライングスパー公開直前か!?

ベントレー フライングスパー PHEVティザーイメージ
ベントレーはこのほど、4ドアサルーンフライングスパーPHEVの新型モデルのティザーイメージを公開した。シングルライトユニットに戻った第4世代のコンチネンタルGTとは異なり、フライングスパーはダブルヘッドライトデザインを維持、新設計されたバンパーインテークを装備、グリルには垂直スリットの代わりに新しいハニカムパターンが採用され、ADAS センサーが追加されているようだ。

ベントレー フライングスパー PHEVティザーイメージ

ベントレーは2025年に向けてフライングスパーの改良新型を発表予定で、“ウルトラパフォーマンスハイブリッドパワートレーン”を搭載するPHEVが導入される。プラグインハイブリッドセットアップは先日、新型のベントレー コンチネンタル GTスピードに搭載されており、その合計出力は782psを誇る。

ベントレー フライングスパー V8

フロントエンドがプレビューされたティザーイメージでは、シングルライトユニットに戻った新型コンチネンタルGTとは異なり、ダブルヘッドライトデザインが維持されていることがわかる。また、新デザインのインテークを備えたバンパー、垂直スリットに代わって新たにハニカムパターンが採用されたグリル、ADAS センサーが追加されているようだ。

最大の注目はパワートレーンで、4.0L V8ツインターボエンジンとシングル電気モーターを組み合わせ、システム合計出力782ps、最大トルク1000Nmを発揮する。これはコンチネンタルGTと同様に、ポルシェ パナメーラ ターボS Eハイブリッドから流用されたものだ。ちなみにこの数値は、これまで最もパワフルなバージョンだったW12搭載のフライングスパースピードと比較して、147psと100Nmの向上となっている。

ベントレーは詳細についてコメントしていないが、25.9kWhのバッテリーパックを搭載してEV航続距離は45マイル(72km)以上とほぼ倍増、総合CO2排出量は40g/km未満と予想される。

フライングスパーPHEVのワールドプレミアは、今後数週間から数ヶ月以内が濃厚だろう。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…