2024年内にも登場か!?「マッハE」よりも手頃なフォードの電動クロスオーバーSUV「プーマGen-E」!!

フォード プーマGen-E 市販型プロトタイプ スパイショット
フォードは今年後半にデビュー予定の「プーマEV」を開発中だが、その最新プロトタイプをカメラが捉えた。プーマEVの車名は「プーマGen-E」となり、ICEのプーマのFF用「B2Eアーキテクチャ」の電動バージョンを採用。完全に密閉されたグリルや、改良されたフロントバンパーなど、ICEモデルとは差別化されたデザインになるようだ。パワートレインは「Eトルネオ・クーリエ」から流用され、最高出力136psと最大トルク290Nm発揮する電気モーターが期待される。
フォード プーマGen-E 市販型プロトタイプ スパイショット

フォードは新型「カプリ」を発表したばかりだが、これが唯一の新型EVではなく、「プーマ Gen-E」(プーマ Generation-E)と呼ばれる新型モデルも注目されている。

フォード プーマGen-E 市販型プロトタイプ スパイショット

アルプスでテスト中のところを撮影された電動クロスオーバーは、厳重に偽装されている。今年初めに発表されたプーマ改良新型の足跡をたどるが、完全に密閉されたグリル、改良されたフロントバンパーなど、いくつかの変更も予想される。

フォード プーマGen-E 市販型プロトタイプ スパイショット

スパイカメラマンは車内を覗くことはできなかったが、12.8インチのデジタルインストルメントクラスターと、12インチのSYNC 4インフォテイメントシステムが予想されている。また、ワイヤレススマートフォン充電器や、ストップ&ゴー機能付きインテリジェントアダプティブクルーズコントロールなどの、各種ドライバーアシスタンスシステムも期待していいだろう。

フォード プーマGen-E 市販型プロトタイプ スパイショット

Gen-EはICE仕様のプーマ(前輪駆動)「B2Eアーキテクチャ」の電動バージョンを採用。最大の謎の1つはパワートレインだが、「Eトルネオ・クーリエ」から流用されると見られる。だとするなら、最高出力136psと最大トルク290Nm発揮する電気モーターが期待できるだろう。また100kWのDC急速充電機能も搭載されると思われ、35分未満でエネルギー供給を10%から80%まで回復する。

フォード プーマGen-E 市販型プロトタイプ スパイショット

フォードはプーマGen-Eに関して多くを語っていないが、2024年後半に発表されると伝えられており、価格は通常のプーマの2万5800ポンド(約531万円)よりは高くなるが、マスタング・マッハEの4万3330ポンド(約892万円)や、エクスプローラーEV 4万5875ポンド(約945万円)よりははるかに安くなるという。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…