改良型でもフロントは新世代フェイスに
初代となる現行型iXは、2018年にコンセプト「Vision iNext」を披露。2020年にオンラインで量産モデルを公開すると、翌2021年には欧州と日本で発売、これが4年ぶりの大幅改良となる。
KOLESA RUに協力を得た予想CGは、フロントエンドに1対の垂直LEDデイタイムランニングライトを備えた新ヘッドライトを装備。ラジエターグリルの形状はおそらく変更されないが、バンパーは完全に新しくなり、新型BMW M5と同様、下部に特徴的な中央の「ディバイダー」が設けられる。
側面では大きな変更は見込まれないが、後部ではバンパーが完全新設計されるようだ。フロントマスクは、X5次期型のように、次世代「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」を完全に採用しないが、LED DRLなど多くに反映、新世代の「顔」が導入される。
中期サイクルリフレッシュ (別名LCI (ライフ サイクル インパルス)では、改良された「CLAR」モジュラープラットフォームを採用、すべてのバージョンのパワーが向上し、新しい名前も付けられる。xDrive40モデルは「xDrive45」に置き換えられ、xDrive50は「xDrive60」に、最上位モデルの「iX M60」は「iX M70」になる。この変更は、パワーアップと航続距離が長くなることを示しており、「iX M70」は現在の最高出力540psからi7の660psへと向上すると予想されている。