EV化でMAX500ps以上のモンスターセダンに?
初代S90は1997年に登場、現行型となる第2世代は2017年から発売されており、すでに7年が経過、フルモデルチェンジがせまっているが、次世代型はEVで登場する。同社はすでにゼロエミッションに重点を置いた改革を開始しており、今度は電気自動車のラインナップを拡大することでさらに利益を上げたいと考えている。
KOLESA RUから協力を得た予想CGは、フロントエンドに同社のアイデンティティである、トールハンマーLEDデイタイムランニングライトを装備、エンブレムを備えたクローズドグリルに接続されている。さらに下には、大型のエアインテーク、コーナーには追加の縦型LEDデイタイムランニングライトが配置されている。
側面を見ると、フラッシュマウントドアハンドル、セダンにしてはかなり大きいリアクォーターウィンドウを装備している。リアエンドでは、上部をライトストリップでつないだおなじみのC字型LEDテールライトが見てとれるほか、トランクリッドの中央にあるボルボのバッジ、一体型スポイラー、シンプルなディフューザーなども確認できる。リアナンバープレートは、リフレクターに挟まれたバンパーのくぼみに配置されている。また、足回りでは、直径約20インチの大型ホイールが装着されている。
キャビン内は、ダッシュボードの中央にある大きな縦向きディスプレイと、より小さなデジタルゲージクラスターで構成される。さらにEX90と同じミニマルなエアベント、同様の3本スポークのステアリングホイール、すっきりとしたセンターコンソールなどが採用されることが予想される。
量産型では、EX90と同じ「SPA2」プラットフォームを採用、論理的に考えると、同じ111kWhバッテリーパックと一部のパワートレインが共有される可能性があるが、4ドアという性格に合うようにいくつかの調整が行われる可能性がありそうだ。また、四輪駆動のデュアル モーターセットアップについても噂されており、EX90に忠実であれば、最上級グレードでは、最高出力500ps以上を発揮すると予想される。