WRC日本ラウンド、2023年以降は豊田市が運営主体へ。補正予算案が組まれた

PHOTO○ Toyota Gazoo Racing WRT
愛知県豊田市は、2023年から3年間(2025年まで)のWRC(世界ラリー選手権)について、豊田市が運営主体になって開催する準備を進めるため、12月の市議会定例会に補正予算案を提出すると発表した。豊田市は、市議会での予算案の審議を経て、2022年1月に日本自動車連盟(JAF)にWRCの開催申請を行なうという。

WRC”ラリージャパン”は、当初は2020年に開催されることが決定していたが、新型コロナウイルス感染拡大にともない、2020年、2021年ともに中止となってしまった。現在は、2022年の開催に向けて準備が進められている。

豊田市の補正予算は
・事項:世界ラリー選手権開催負担事業
・限度額:12億8700万円に為替変動にともなう増減額を加算した額
・期間:令和4~7年度
※ユーロでの分割支払。12億8,700万円は令和3年11月1日現在のレートで算出。支払時点のレートとの差額が出るため、為替変動に伴う増減額が加わる。

としている。
補正予算の理由は、

本市はラリーをまちづくりにいかすために世界ラリー選手権の継続的な開催が必要と考えており、開催を継続するには、本市が運営主体となり、経費の一部の支払いを約束する必要があるため債務負担行為として補正予算案を提出する。

WRC開催により期待される効果として

・大会を通じて山村の価値を発信し、世界から共感を得ることで、市民が愛着と誇りを持ってその価値を守るなど、「豊田市山村地域の持続的発展及び都市と山村の共生に関する条例(案)」の理念と目的の実現に寄与する。
・国内外から多くの観客が訪れることにより、大きな経済効果が期待できる。
・地域に利益を還元するとともに、開催のノウハウ等を蓄積することにより、地域資源をいかした地域内の経済循環を高める。

今後のスケジュールは

  • 令和4年1月:JAFに令和5年大会の開催申請を提出
  • 令和4年4月:庁内に開催準備のための組織を立ち上げ
    JAFの審査後、国際自動車連盟(FIA)に開催申請を提出
  • 令和4年11月頃:FIAが令和5年大会の開催地及び時期を決定し公表

となっている。

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