さり気なく「7」のインテーク装備…世代交代直前、ABTがアウディ「RS7」をフルチューン!

アウディ RS7-LE
アウディは現在、新世代となる「A7」を開発中だが、ドイツチューナーのABTが、世代交代前直前に「RS7」をフルチューンした。

いまだ色褪せないスタイリングをさらに華やかに

アウディ RS7-LE

RS7スポーツバックは、内燃機関を搭載した最後の優れた高性能スーパーセダンの1つに挙げられるが、ABTはさらなる新しいアップグレード「RS7-LE」(レガシーエディション)と「RS7-S」を発表、車両のパフォーマンスを向上させることに加えて、過剰になりすぎずに、より華やかに進化させている。

アウディ RS7-LE

まず性能面から見てみると、4.0リットルV8ツインターボエンジンが改良され、最高出力が621psから710psに、最大トルクが850 Nmから949Nmに上昇している。これらの向上は、ABTのエンジン制御ユニットの取り付けと、電子調整式排気バルブを備えたステンレス製排気管により達成されている。

エクステリアだが、RS7はかなり前から販売されているにもかかわらず、今でもその外観が素晴らしいが、ABTのカスタムにより、さらに見栄えが良くなっている。

RS7-LE変更はフロントエンドから始まる。新設計のカーボンファイバースプリッターが取り付けられ、オプションで標準より大きい黒いエアインテークが取り付けられている。これらの新しいインテークは、RS7-S には提供されていない。

その他の部分では、新しいカーボンサイドスカートを設計した。RS7-LEではフロントクォーターパネルに「7」の形にデザインされたカーボンエアベント、ボンネットにカーボンエアベント、固定式カーボンファイバーリアスポイラーも装備されている。一方、RS7-Sはもう少し控えめで、スポイラーを廃止して小さなカーボンファイバーリップを採用し、クォーターパネルベントもない。

ABTは、2つのRS7パッケージ用に、新しい22インチ鍛造ホイールセットを装着、どちらも光沢のある黒またはダークスモーク仕上げが用意されている。また、RS7レガシーエディションとRS7-Sの両方に、高さ調節可能なスプリング、コイルオーバー、標準ユニットより最大40%剛性の高い新しいアンチロールバーが装備されている。

キャビン内は、新しいシフトノブカバー、カーボンファイバーアクセント、新デザインのパドルシフターが取り付けられている。

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…