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クセになる可愛さで注目のコンパクトEVが2025年春に日本上陸! 走りも装備も自慢のヒョンデ「インスター」に早速乗ってみた
クセになる可愛さで注目のコンパクトEVが2025年春に日本上陸! 走りも装備も自慢のヒョンデ「インスター」に早速乗ってみた | 38枚目の写真(全54枚)
こちらは2021年から韓国で発売されているガソリン車のキャスパー。姿形はインスターとよく似ているが、サイズはキャスパーの方がひと回り小さい。
インスターのフロントサスペンション。
床下に三元系リチウムイオンバッテリーを搭載。容量はスタンダードモデルが42kWh、ロングレンジモデルが49kWh。バッテリーヒーティングシステムステムや⾼効率ヒートポンプも備えている。
滑らかでスムーズな走りのインスター。コンパクトカーこそ、BEVのメリットが活きるというのが実感だ。
存在感のあるフェンダー、「回路基盤スタイル」と呼ばれるバンパー、シルバーのスキッドプレートがデザインの特徴。また、黒色の部分は廃タイヤをリサイクルした着色料を原料とするなど、持続可能な素材も採用れている。
インスターのインパネ。内装色はベージュ(写真)とブラックが用意されている。
ステアリングの左スポークの下部分にドライブモード切り替えスイッチを装備。
中央上部には10.25インチのナビゲーション付きタッチスクリーンを配置。
もっと荷物を積みたい、という場合は後席の背もたれを前倒しすればOK。なんと、運転席の背もたれまで前倒しできるのはユニーク。
後席は5対5分割式で、独立してリクライニングと前後スライドが可能。
ラゲッジルームの容量は最大351L。写真は後席を前方にスライドさせた状態。
灯火類は上部がウインカー、下部がデイタイムランニングライトとヘッドライトとなる。
インスターのボディサイズは、全長3825mm×全幅1610mm×全高1575mm。キャスパーより230mm長く、15mm幅広い。
「ピクセルグラフィック」のテールライトが印象的なリヤビュー。一部のボディカラーではツートーンのルーフも選択することができる。
ホイールは15インチ・スチールと15インチ・アルミ、そして写真の17インチ・アルミが用意されている。
韓国も日本と同様、都市部ではゴチャゴチャ入り組んでいる道も少なくない。そんな場所を走る際は、インスターのコンパクトなサイズがうれしい。
サスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット、リヤがトーションビームと、FWD車のスタンダード。
モードを切り替えると、液晶メーターの表示も変更される。こちらは「ノーマル」。
「スポーツ」の表示画面。ドライブモードはそのほかに「エコ」と「スノー」が選べる。
フロントフード下にはトランクはなし。モーター出力はスタンダードモデルが97PS(71.1kW)、ロングレンジモデルが115PS(84.5kW)。
エアコンやシートヒーター&ベンチレーションなどの操作系はオーソドックスなボタン式。初対面でも戸惑うことなく操作することが可能だった。センターコンソール下部に、スマホのワイヤレス充電トレーを設けている。
リヤドアのハンドルはピラー部に目立たなく配置。その上には可愛らしいグラフィックがあしらわれている。
後席足元部分のフロアはフラット。ウォークスルーがしやすいのがマル。
充電口はフロントバンパー部に配置。試乗車は韓国仕様のためコンボとなっているが、日本仕様ではチャデモになるはずだ。
試乗の途中、韓国でヒョンデが展開する超高速充電ステーション「E-pit」に立ち寄った。最大出力はなんと350kW。2024年3月時点で54ヶ所・286基が設置されているが、25年までに500基に増やす計画だという。
ヒョンデ・インスターの国際試乗会は韓国のソウルで行なわれた。
前席はベンチシートになっており、座面中央部分に2本分のドリンクホルダーが設けられている。ちなみにシート表皮には、ペットボトルから再生されたポリエチレンテレフタレート(PET)が100%使われている。
インスターのリヤサスペンション。
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