Nシリーズの代表的なモデルであるN-BOXは、ホンダに脈々と受け継がれるM・M思想※に基づく、広く開放的な室内空間を独自のセンタータンクレイアウト技術によって実現されたほか、優れた動的性能などにより、それまでの軽自動車の概念をくつがえす独自価値と魅力が創出された。
2代目N-BOXでは、安全運転支援システム“Honda SENSING(ホンダ センシング)※”が全モデルに標準装備され、燃費・走行性能などクルマの価値がさらに磨きあげられた。2023年10月にフルモデルチェンジを迎えた3代目N-BOXでは、より質感を高めたデザインや広い室内空間に加え、開放感のあるすっきりとした視界が生み出す、運転がしやすく居心地の良い空間価値が提供された。力強い走りと優れた燃費性能を両立するパワートレーンや高い操縦安定性による上質な走りなど、さらに魅力を高め、幅広いユーザーから支持を集めている。
2024年9月には、N-BOXシリーズの新たなモデルとして、アクティブな日常を気楽に楽しめる、“頼れる道具感”を際立たせたN-BOX JOY(エヌボックス ジョイ)が発売された。また2024年10月には、Nシリーズで初のEV(電気自動車)モデルとなる、N-VANをベースとした新型軽商用EVのN-VAN e:が発売された。Nシリーズならではの提供価値をそのままに、日本の暮らしに欠かせない軽自動車からEVを展開することで、EVの普及が推進される。
※ M・M思想:マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想。人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限にして、クルマのスペース効率を高めようとする、Hondaのクルマづくりの基本的な考え方。