ポルシェ911を圧倒するのに半額以下!BYDがベンツと約640万円で956psの電動ハイパーカーを共同開発中

BYD Denza 新型EV ハイパーカー スパイショット
新型電動ハイパーカーは2025年の上海モーターショーでデビューする予定だ。地元メディアのAutohomeによると、中国での価格は約41,200ドル(約640万円)から始まる可能性があり、ポルシェ911を圧倒するパフォーマンスをもちながら、911エントリーバージョンの半額以下になると噂されている。また、スピードスターバージョンも設定される可能性があるという。

Denza 「Z9」の最高出力956psという圧倒的なパフォーマンスと同レベル以上を期待。

中国BYDのサブブランド「Denza」は、現在新型フルエレクトリックハイパーカーを開発中と噂されているが、そのプロトタイプがスクープされた。

このスパイショットは、中国で最も普及しているSNS「Weibo」にアップされた画像だ。

Denzaは、メルセデス・ベンツとBYDが立ち上げたハイエンド合併会社だが、メルセデスが撤退したことで、BYDグループ傘下の完全子会社となっている。

BYD Denza 新型EV ハイパーカー スパイショット

撮影されたプロトタイプは、厳重なカモフラージュだが、2024年4月に「ファン・チェン・パオ」(同じくBYDのプレミアムサブBrand)が公開した「Super9」を彷彿させるルックスが見てとれる。

BYDが格安EVから高級スーパーEVへシフトチェンジするのは、間違いなくヴォルフガング・エッガー氏の影響だろう。同氏は、アウディ、ランボルギーニ、アルファロメオなどでデザインを担当、Super9も彼が辣腕を振るった。

Super9に関して詳細は明かされていないが、生産バージョンでは、Denza 「Z9」から3モーターパワートレインを借用する可能性があり、最高出力956psという圧倒的なパフォーマンスを持つ。今回のプロトタイプも同レベル以上を期待していいだろう。

BYD Denza 新型EV ハイパーカー スパイショット

新型電動ハイパーカーは2025年の上海モーターショーでデビューする予定だ。地元メディアのAutohomeによると、中国での価格は約41,200ドル(約640万円)から始まる可能性があり、ポルシェ911を圧倒するパフォーマンスをもちながら、911エントリーバージョンの半額以下になると噂されている。また、スピードスターバージョンも設定される可能性があるという。

日本でも徐々に知名度を上げいてるBYDだが、日本市場に導入されれば、この価格のハイパーカーなら、需要はかなりありそうだ。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…