大量のカーボンファイバーで武装した極上ランボルギーニ! マンソリー「イニシエート」発表!

ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」
チューナーのマンソリーは、ランボルギーニ・レヴエルトの最新カスタマイズプログラム「Mansory Initiate」(マンソリー イニシエート)を発表した。

スペックは54ps増の880ps、+35 Nmで760 Nmに

ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」オリジナルのボディサイズは全長×全長×全幅×全高:4947mm×2033mm×1160mm ホイールベース:2779mmだ。
ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」

2023年に発売された、ランボルギーニのハイブリッドスーパーカー「レヴエルト」について、物足りないと思う人は少ないはずだが、マンソリーはそのレヴエルトにかつてないほどカーボンファイバーを備えたモデルを製作した。

ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」

しかし、カーボンファイバーのボディキットは、すでにアグレッシブな標準のレヴエルトから大きく逸脱しているわけではなく、シャープなエッジとドラマチックな角度を強調しているだけだ。

フロントには、よりシャープなスプリッターとバンパーエクステンションとともに、完全にカーボンファイバー製のベント付きフードが採用されている。再設計されたサイドスカートには、一体型のベントとフィンが備わり、Z字型の冷却インテークには新しいガーニッシュがある。

ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」
ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」

最大の見どころはリヤディフューザーで、大型化されアグレッシブに設計されているほか、ゴールドの「Mansory」エンブレムが車体に貼り付けられている。そのほかリヤセクションでは、カスタムスポイラーエクステンションと、エンジンカバーにも、カーボンファイバー仕上げが施されている。

脚周りには、10本のスポークとフロント21インチ、リヤ22インチの直径FV.10軽量鍛造ホイールセットが装着されており、ホイールには、フロント265/30 ZR21、リヤ355/25 ZR22のハイグリップタイヤを履いている。

ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」
ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」
ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」
ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」

内装では、マンソリーのテーマである「夢に描いたものなら、私たちが装飾します」を貫いており、シート、ステッチ、エンブレムにゴールドのアクセントが付いたレザーとスエードが特徴だ。

ランボルギーニ レヴエルト カスタム「マンソリー イニシエート」

パフォーマンスのアップグレードに移ると、6.5LV12エンジンの出力は54ps(40 kW)増加して最高出力880psとなり、トルクは35 Nm(26 lb-ft)増加して760 Nm (561 lb-ft)となっている。プラグインハイブリッドパワートレインのデュアル電気モーターは変更されていないが、合計出力は1,070psへと向上している。

そもそもベースのスペックが高いため、パフォーマンスの向上はわずかだが、0-100 km/h (0-62 mph) の加速は2.4秒に短縮され(0.1 秒の改善)、最高速度は354km/h (220 mph) に進化している。

これらのアップグレードのコストについては何も発表されていないが、これだけ大量のカーボンファイバーが使われているのだから、数百万円から数千万円レベルになるだろう。

最後に、同ブランドは今後数年間でレブエルトのさらに過激なバリエーション、の登場も示唆しているようだ。

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…