さらばメルセデスEQB…これが後継「GLB EV」だ!高性能新プラットフォーム採用

メルセデス・ベンツ GLB EV 市販型プロトタイプ スパイショット
先日、メルセデ・スベンツ「GLB」次期型のスクープに成功したが、今回そのフルエレクトリックバージョンとなる「GLB EV」プロトタイプを初捕獲した。

フロントエンドに張られた黒いテープが新しいグリル形状を示唆

現行型となる初代GLBは、2019年のオート上海で初公開、翌2020年には日本市場に導入された。これまで電動バージョンとして販売されていた「EQB」は消滅する代わりに、次世代メルセデスGLBはICEとEVの両方のバリエーションを提供し、2026年にデビューする。

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EVバージョンでは、現行ICEモデルと同様の箱型の形状となるが、まったく新しい基盤を備える。

捉えたプロトタイプは、カモフラージュで覆われているが、フロントエンドに張られた黒いテープが、新しいグリルの形状を示唆している。これはICEプロトタイプには見られなかった偽装だ。現行のGLBはグリルに1本の水平スラットがあるのに対し、この新型は3本あるようだが、重要なのはグリル自体が大きくなっているようには見えないことだろう。

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新しいヘッドライトには3つの尖った星のような形のLEDデイタイムランニングライトを装備、CLAコンセプトで最初にプレビューされたデザインを模倣している。これは次世代のメルセデスモデルすべてに共通のスタイリングの特徴となるだろう。また他の場所では、パノラマガラスルーフとシルバーのルーフレールが見てとれる。

側面を見ると、現行モデルと同様に、ウィンドウはかなり大きいままで、新しいテールライトはリヤクォーターパネル全体に伸びていることがわかるが、その形状は「Smart Fortwo」のテールライトステッカーに似たカモフラージュラップと、ダミーパネルの組み合わせでかなりうまく隠されている。

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かすかに見えるコックピットには、デジタルゲージクラスターの一部が見える。メルセデスは、ゲージクラスターとインフォテインメントスクリーンの両方を1つのパネルに統合し、すっきりとしたレイアウトにより、シームレスなダッシュボードデザインをさらに強化していく。

GLB次期型の基盤となるのは、次期CLAにも使用される完全新開発の「MMA」プラットフォームだ。電気モデルは800Vの電気アーキテクチャを備え、320kWという驚異的な充電速度を実現、急速DC充電ステーションに15分間接続するだけで約248マイル(400km)の走行距離を可能にする。また、少なくともふたつの異なるバッテリーパックが予定されており、最長走行距離のモデルは、1回の充電で最大466マイル(750km)の走行距離を実現できる。

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また、内燃機関の音をまだ好む人のために、ICE 駆動のラインアップには、8速DCT内の小型電気モーターと組み合わせたマイルドハイブリッド1.5L直列4気筒ガソリンエンジンが搭載される。エンジンは、136ps、163ps、190psの異なる出力を提供、電気モーターからさらに27psが得られる。遅れてAMGパフォーマンス バージョンが登場し、おそらくハイブリッドアシスタンスを組み込んで大幅なパワーアップがなされるだろう。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…