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車内の臭いの原因は実はシートベルトだった!? 掃除機とスチームクリーナーで車内を徹底清掃して臭いを元からシャットアウト!

繊維が多く使用される車内では、ちょっとした汚れでも取り除きにくく、結果としてニオイを発生する原因にもなる。悩みのタネを根こそぎ絶つなら、繊維の奥に染み付いた汚れも徹底除去。スチーム&バキュームのタッグで、車内完全リフレッシュを狙え!

手や体が触れる部分の汚れを落としきる!

繊維が多く使用される車内では、ちょっとした汚れでも取り除きにくく、結果としてニオイを発生する原因にもなる。そこで繊維の奥に染み付いた汚れの徹底除去も重要。スチームクリーナー&バキュームクリーナーの組み合わせで、車内を完全にリフレッシュすべき!というわけだ。

そんな車内清掃では、一般的にフロアに溜まった砂埃や小石、さらに食べカスなどのゴミを取り除くのが定番。その際にはバキュームを利用するのだが、当然繊維に絡みついた汚れはこれだけで落とすことができない。さらに液体などの場合は繊維に染み込んでいることも想定されるだけに、さらなるひと工夫は必須なのである。

フロアマットの下に隠れるカーペットは、思いのほか砂埃や小石が溜まっている部分。これらのゴミを吸い出すことで美観も復活。

細かい隙間に溜まった汚れも浮かせて落とす!

そこで試してみてもらいたいのがスチームクリーナー。高温の蒸気を当てることで汚れを浮き上がらせ、ブラシやクロスで汚れを掻き出し拭き取ることで、繊維の奥に染み込んだ汚れも除去するというものだ。もちろん繊維だけでなく、車内で使われる樹脂パーツにはシボ加工が施されているため、こういった細かい凹凸の隙間の汚れへのアタックにも効果的。

フロアマットと同様に、靴裏の汚れが付着しがちなペダル類はスチームクリーナーを使えば一発で綺麗になる。特に溝などの隙間に溜まった汚れも簡単に落とせるため、試してみる価値アリ。

また、樹脂だけでなくファブリック素材のシートやフロアマット、シートベルトといった部分の清掃もスチームクリーナーが威力を発揮する。特に夏の間に汗や皮脂が染み込んだシートベルトは、引き出しながらスチームを当てて清掃することで汚れも臭いも取り除くことができる。内装色が淡色系であれば、清掃前後での違いがハッキリとわかるだけに、ぜひ試してもらいたい。

高温の蒸気を使ってニオイの原因も断つ

またスチームクリーナーは高温の蒸気を使うため、ニオイの元を断つという役割でも効果的であることは間違いない。こういったニオイの原因は雑菌が繁殖しているためで、高温のスチームによって雑菌を死滅させることでニオイが軽減できるというわけ。汚れを落とすとともに、車内の嫌なニオイも取り除けば、ドライブも気分爽快。気持ちよくレジャーに出かけることができるというわけだ。

シートベルトは夏の間に汗を染み込んでいることも多く、放っておくとニオイの原因にもなる。そのためスチームで殺菌しながら汚れを浮かせて落とせばスッキリ。

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