三菱が大阪・関西万博での救急搬送用車両として軽商用EV「ミニキャブEV」2台を納車

三菱自動車はこのほど、4月13日~10月13日に開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の救急搬送用車両として、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に寄贈したワンボックスタイプの軽商用EV「ミニキャブEV」2台を納車した。

博覧会終了後は大阪南消防局と茨木市消防本部へ再譲渡のうえ、救急搬送用車両として活用

救急搬送用車両は、万博会場内でけが人や体調不良による傷病者が発生した際の搬送用として使用されることに加え、会場内の医療救護施設から医療チーム(医師、看護師、救急救命士)が同車で駆け付け応急措置にあたることも可能だ。

博覧会終了後は2025年日本国際博覧会協会から大阪府の大阪南消防局と茨木市消防本部へ再譲渡のうえ、救急搬送用車両として活用される予定。

軽商用EVによる救急搬送用の車両は、通常の大きな救急車では通ることが困難な狭い道も走行できることで、搬送時間の短縮や救命率を高めることが期待できる。また、電池パックを車体床下中央に配置することで、低重心による優れた操縦安定性を実現するBEVの特長を生かして、傷病者の負担を軽減しながら搬送することができる。

⚫︎三菱自動車公式サイト「ミニキャブEV」

⚫︎EXPO 2025 大阪・関西万博

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