クルマに娘の名前をつけちゃった !? ドンカブート次世代スーパーカー「P24 RS」は25年ぶりに自社製エンジンを搭載してF22を超える!

ドンカブート F22
オランダを拠点とするブランド「ドンカブート」は、次世代スーパーカーの名称を「P24 RS」なることを発表し、ティザーイメージを公開した。同社は、F22の最終モデルを発表した直後に開発を開始した後継モデルだ。

P24 RSは、他のドンカーブートモデルと同様に、非常に軽量で、最高出力492psを発揮するF22ファイナルファイブよりも強力になることが予想されている。
同社は、F22の最終モデルを発表した直後に、後継モデルとなる次世代スーパーカーの開発を開始した。P24 RSと名付けられたこの新型モデルは、同社が過去25年間使用してきたアウディ製のターボチャージャー付きエンジンを廃止し、自社開発エンジンへと移行する。

ドンカブート P24 RS ティザーイメージ

さらに興味深いのは、同社の歴史だけでなく、オーナーの家族の歴史も反映する。「P」はデニス・ドンカーブートの次女であるフェーベ、「24」は彼女の誕生年である2024年を表している。因みにF22も同様に、2022年に生まれたデニスの長女フィリッパにちなんで名付けられた。また「RS」は、2006年にニュルブルクリンク北コースで、ポルシェの記録を破り、量産車の新ラップ記録を樹立した「D8 270 RS」に由来している。

ドンカブート F22

パワートレインは不明だが、デニス・ドンカーブート氏によれば、これは「完全に新しいイノベーション」であるとともに「完全に新しい開発」であり、自社で開発・構築される可能性があることを示唆している。

新エンジンに何が用意されるかはともかく、従来の2.5L直列5気筒ターボエンジンから最高出力492psを発揮するF22ファイナルファイブを上回る可能性は高い。
F22の最終モデルの重量はわずか1578ポンド(716 kg)で、パワーウェイトレシオは698ps/トン(≒1.43kg/ps)だ。わずか2.5秒で時速62マイル(100km/h)まで加速し、最高速度180マイル(290km/h)に達するが、P24 RSでは、700ps/トン(≒1.42kg/ps)を超えてくるだろう。

ドンカブート F22

ドンカーブートは、P24 RSがF22の「姉妹車」として機能するが、独自の特徴を持つだろうと述べている。「どちらも軽量構造へのこだわりから生まれたものですが、P24 RSはF22のパフォーマンスをさらに押し上げます。破られるのを待っている記録があり、P24 RSにはそれを達成できるスピードがあります。」と語っている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…