「次期装輪装甲車」の選定作業が進行中、パトリア社「AMV」と三菱「MAV」が最終候補か? | 2枚目の写真(全5枚)

「「次期装輪装甲車」の選定作業が進行中、パトリア社「AMV」と三菱「MAV」が最終候補か?」の1枚目の画像 パトリアAMV。チェコが保有運用する車両のひとつ。第4即応展開旅団第42機械化大隊の所属だという。自走で前進展開したり、輸送機や輸送艦などで長距離移動させたりなど、米軍ストライカー旅団と同じように短時間で部隊展開させることを目論み、そのために装輪装甲車を活用する。写真の車両は、車上に大口径機関砲と思われる装備を積み、車内からリモート操作する仕様に見える。写真/米陸軍
「「次期装輪装甲車」の選定作業が進行中、パトリア社「AMV」と三菱「MAV」が最終候補か?」の2枚目の画像 後継車両が整備される予定の「96式装輪装甲車」。96WAPCを改良する「装輪装甲車(改)」の開発は中止され、次期装輪装甲車の「選定」に舵を切った。「(改)」計画では諸外国軍の装輪装甲車のように基本形から派生型を生み出すファミリー化構想なども盛り込んだが結実できなかった。次期型選定については、三菱重工の『開発』と、諸外国軍が導入済みの既存車両から『選択』する中身の作業になっている。
「「次期装輪装甲車」の選定作業が進行中、パトリア社「AMV」と三菱「MAV」が最終候補か?」の3枚目の画像 96式装輪装甲車後部の大型ドアから武装した普通科隊員が降車し、小銃等を使った戦闘へ移る。これが下車戦闘。人員は下車すると素早く散開し、射撃などを行なう。こうした機能は次期型にも要求されるものになるはず。
「「次期装輪装甲車」の選定作業が進行中、パトリア社「AMV」と三菱「MAV」が最終候補か?」の4枚目の画像 米陸軍の装輪装甲車M1128ストライカー。全世界的に緊急展開する部隊の装備となる。大口径砲を装備するものなど派生型も多い。基本形の装甲車から派生型を生み出すファミリー化設計などは範とする部分だ。同時にこれは現代世界的な手法でもあり、そのなかで優れた装輪装甲車は多い。米軍使用車だけが陸上自衛隊にマッチするわけでないことも事実だと考えられる。
「「次期装輪装甲車」の選定作業が進行中、パトリア社「AMV」と三菱「MAV」が最終候補か?」の5枚目の画像 自衛隊新戦力図鑑2022
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