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チューニング前提のクルマ選びって楽しいですよ!
名のあるスポーツモデルの価格高騰が叫ばれる昨今。かくいうタケモトは、4年前にRX-7(FD3Sの4型)を150万円で購入しましたが、その直後に価格が急騰。現在、FD3Sの相場は400万円以上が当たり前という意味不明な状況になっています。
オススメその1 トヨタ86(ZN6)/スバルBRZ(ZC6)
過給機チューンも自由自在! FRスポーツの筆頭
先行デビューのBRZに続き、いよいよGR86の本格的なデリバリーも開始され、カスタマイズ&チューニングシーンは俄然盛り上がりを見せはじめていますが、その裏でこれまで以上に注目度が高まっているのが初代86/BRZの中古車です。
とくに前期型は150万円以下の個体も頻繁に見受けられるようになるなど、カスタム&チューニングベースとしての人気はまさに右肩上がりの状況! 実際に第2のシルビアとして86/BRZを育てているチューニングショップも多く、これから間違いなくメインストリームモデルになるでしょう。
オススメその2 日産GT-R(R35)
時空を超えるような加速感を体験せよ!
他媒体が新型の予想などしておりますが、WEB OPTION調べでは現時点で日産はR36型の開発など行なっておりません。仮にこれから開発するとしても、内燃機関でのパッケージングは難しいでしょう。つまり、VR38DETTエンジンはR35型が最後ということになります。
仕事柄、1000馬力級のチューニングカーに乗る機会も多々ありますが、GT-Rのフル加速は異質。アクセルを踏み抜けば、フルノーマル状態でも身体がシートに押し付けられ、信じられない突進力を披露してくれます。初めて乗った時は本当に衝撃を受けましたよ。「これ、やばくないか?」って。
メンテナンス歴がシッカリしていれば、基本的にGT-Rは過走行でも壊れることはないので、狙い目は初期の2007年〜2008年モデル。ちょっとECUをイジってやるだけで最新モデル以上のパフォーマンにもっていけますよ!
オススメその3 マツダRX-8(SE3P)
ベース車両50万円!狙いは初期型5速MTモデル
レシプロエンジンでは絶対に味わえない、軽快な吹け上がりを身上とするロータリーエンジン。その搭載車のなかでも、今もっとも狙い目となっているのがRX-8です。マツダのRE搭載最終モデルでありながら、中古車相場は完全に底値。RE入門モデルとしても、チューンベースとしても最適なのです!
コレクターズアイテムとしては後期最終モデルの価値が高いのですが、手軽にREを楽しみたいというのであれば、お勧めはズバリ前期のベースグレード。車両価格50万円前後から狙えるし、スポーツグレードのタイプSに比べて走行距離が少なめの傾向も魅力ですよ。