バッテリー残量が車外からひと目でわかるユニークなインジケーターも用意

まずは、充電・給電に関するアイテムからご紹介しよう。ユニークなのはダッシュボードの上に設置する充電インジケーターで、充電中やドアロック時にバッテリー残量をインジケーターで表示するというもの。車両と連携させたスマートフォンのアプリ上にもバッテリー残量は表示されるが、この充電インジケーターがあれば、わざわざスマートフォンを取り出すことなく、ひと目でバッテリー残量が確認できるのが便利だ。

充電インジケーター

AC外部給電器(ホンダパワーサプライコネクター)も、N-VAN e:と同時に発売されて好評を博しているアイテム。普通充電ポートに差し込むことで、EVのバッテリーに蓄えられている電気を基にして最大1500Wの電気製品の利用が可能になる。災害時やアウトドアレジャーなど、活躍の幅は広そうだ。

AC外部給電器(ホンダパワーサプライコネクター)

ポートリッドカバーは屋外で充電する際、充電ポート部分雨や汚れから保護してくれる。着脱が簡単なのも特徴で、傘をさしたまま片手での装着が可能だ。また、使用しない際はコンパクトに折り畳んで、専用の収納袋にしまっておくこともできるなど、細かな使い勝手にも配慮されている。

ポートリッドカバー
未使用時は、専用ケースにコンパクトに収まる。

さて、N-ONE e:ではエクステリア用のアイテムを組み合わせるおすすめのコーディネートが用意されている。そのうちの一つが、ブラックとシルバーのアクセントで高級感を演出する「プレミアムスタイル」だ。

純正アクセサリーでコーディネートした「プレミアムスタイル」。
プレミアムスタイルのリヤビュー。

特に目を引くのが、N-ONE e:の愛らしいフロントマスクをさらに際立たせる「デカール フロントグリル」だ。交換式のパーツにしてしまうと純正グリルを廃棄することになってしまうので、それを避けるために、デカールタイプにしているのもポイント。また、よ〜く見ると、小さく「N」のロゴがあしらわれているなど、遊び心も感じさせるアイテムとなっている。

デカール フロントグリル。ヘッドライトの右下あたりを見ると…。

また、N-ONE e:では廃棄されたホンダ車のバンパーを回収・洗浄・粉砕して再利用した素材をフロントグリルに用いるなど、環境に配慮したクルマづくりが行われているが、そうした取り組みは純正アクセサリーも同様。ドアバイザーには、ホンダの純正アクセサリーとして初めてサステナブル素材が採用された。生産には手間がかかるため、コスト面では不利になると思われるが、それでも地球環境に配慮した取り組みは純正アクセサリーにおいても今後、徐々に広がっていくことになるのだろう。

ドアバイザー
フロアカーペットマットにもサステナブル素材が使用されている。

インテリアにおいては、メインターゲットとなる40〜50歳代の既婚女性ユーザーを意識して、痒いところに手が届く、使い勝手を向上させるアイテムが多数用意されている。

ここで紹介した純正アクセサリーはごく一部。ホンダアクセスの公式ウェブサイトでは、N-ONE e:の純正アクセサリー情報が先行公開されている。興味のある方は、ぜひ、そちらもチェックしてみていただきたい。

 N-ONE e:純正アクセサリー先行情報サイト https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-one-e/new/